HONDA が開発した新しいトランスミッションシステムの告知サイトに WebGL 製のエンジンデモが登場!

doxas : 2016-03-30 14:44:07

躍動感溢れるサウンドも魅力的な一作

今回ご紹介するのは、日本が世界に誇る工業メーカー Honda のサイトです。

Honda と言えば自動車やバイクで有名ですが、今回のサイトはバイクのエンジンの、新型トランスミッションシステムについて告知するサイトですね。

DCT と呼ばれるこの技術は、どうやらクラッチ操作などをせずにまるでオートマチックのような感じでシフトチェンジが自動制御されるものみたいです。そんな新型のシステムのサイトだけあって、WebGL デモはエンジンの形をしたモデルが登場する、とても楽しいデモとなっています。

ギアの変化を WebGL で視覚化する

今回のデモは、3DCG を中心に据えたことによって、エンジンという複雑な構造をしたオブジェクトを、詳細に、そしてより直感的に見る人へと伝えてくれます。

また、デモをスタートすると流れ始める BGM もポップで楽しい雰囲気になっており、バイクを楽しむというホンダらしいコンセプトも見え隠れしているように思います。

デモでは、恐らく本物の新型トランスミッションを搭載したエンジンと、同じ形状のモデルが使われているのだと思います。

デモの開始時に既に特定のギアなどのパーツが一部分だけカラーになっているのですが、これがデモの進行と共に次々と切り替わっていきます。

先ほども少し書いたとおり、このエンジンはマニュアルミッションのいいところは残しつつも、クラッチ操作などを自動的に制御するシステムのようなので、その様子を三次元で表現しているのでしょうね。

画面の中央にある円形の、タコメーターのような丸い図形が、まるでギアをどんどん上げていくかのような要領で少しずつ色付けされていきます。

また、それにともなって曲調もさらにハイテンションな感じで盛り上がっていくので、本当に楽しい雰囲気に満ちたデモに仕上がっています。

円形の図形の下の部分には MT や AT と書いてある部分がありますが、AT の部分がデフォルトになっており、この場合は自動的にギアが勝手に切り替わっていきます。

MT の方はマニュアルの M だと思いますが、この場合はユーザーが意図的にタコメーター風の部分をクリックすることで、ギアを一段ずつ上げていく感じですね。

デモの実行中は、新型のエンジンの様子が立体的に捉えられるだけでなく、その動きもなかなか激しい感じです。背景にも幾何学的な模様が動きまわっており、すごくノリノリなサイトとなっています。

日本国内で、こういったデモを取り入れたサイトは珍しいですね。海外では、このような演出を加えたサイトがだいぶ一般的になってきていることを考えれば、これからは日本でもこのような販促・告知サイトが増えていくでしょう。

多少負荷は高めですが、それでもチャレンジ精神に溢れる国産サイトとして、これは要チェックです。

ぜひみなさんもご覧になってみてください。

リンク:

Honda | DCT | デュアル・クラッチ・トランスミッション

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