
低解像なエフェクトなんともいい感じ! ファンの愛がたっぷり詰まった METRO BOOMIN のファンサイト
ファンのアツい気持ちが垣間見える
今回ご紹介するのは METRO BOOMIN のファンサイトです。
ファンサイト、というちょっと変わったウェブサイトで、公式の提供しているものではなく、あくまでもファンの方が作ったファンメイドのウェブサイトということみたいです。
WebGL を利用したエフェクトはちょっと解像度を落としてあったり、個性を感じるエフェクトになっています。
リンク:
WebGL の演出がなんともいい味になっている
今回のサイトは、構造としては上から下に向かってスクロールしていくことで、次々と状況が変化していく感じのつくりです。
ざっくりと言えば、METRO BOOMIN が関わってきたアルバムが次々に現れるという内容で、言ってしまえば、それだけのウェブサイトです。
このシンプルかつ直球な内容を見ても、いかにファンとしての愛が強いかが伝わってきますよね。
サイト内には随所に WebGL が用いられているのですが、カーソルの動きに応じて発生するエフェクトは最も目立つ部分でしょう。
画面上に炎の残像のようなものが現れるのですが、ちょっと解像度が落としてあって、それが逆にいい雰囲気を生み出しています。
そしてスクロールしてコンテンツを進めていくと、各アルバムに関連した画像が下のほうからニュッと出てくる場面があり、このアニメーションもなんか布を引っ張っているような感じで独特です。
RGB シフトと組み合わせていることもあり、見た目のインパクトも強いですね。
画面の右上にある VILLAIN と書かれているリンクを踏むと、白い背景が一転、真っ黒になります。
それと同時に VILLAIN のところが HERO という表記に変わることから、ライトモードとダークモードという単純な色としての明暗の話ではなく、ヴィランとヒーローという二面性をウェブ上で表現していることがわかります。
ヴィランモードになるとエフェクトの色も紫に変化したりして、すごくこういうところもコンテキストの表現としておもしろいなと感じました。
こういうファンメイドのサイトって必ずしもアーティスト自身に喜ばれるとは限らないと思いますけれども、今回のサイトからはすごくリスペクトとファンとしての愛が感じられる気がしました。
サイトの一番下には、あくまでもファンメイドのサイトであることの注意書きと、公式サイトのリンクが置かれています。とても正しい、ファンとしての矜持が感じられますよね。
ぜひチェックしてみてください。