まるでデジタルアートの博物館! 様々なデジタルアートがひしめく GearAward がすごい!
日々増える投稿作品
今回ご紹介するのは、とてもシンプルに、デジタルアートをひたすら収集したまるで博物館のようなサイトです。
作品は今も日々増えて続けており、WebGL だけでなく、CSS や Canvas2D を使ったデジタルアート作品がどんどん追加されていっています。
私は少し前にこのサイトを発見してからしばらくウォッチしていたのですが、有名なものから初めて見るものまで、かなり数が充実してきました。
素晴らしい作品の宝庫でもあるとても価値あるサイトです。
とてもとても、目の保養になります……
こちらのサイトでは、基本的に作者が誰であるとか、ウェブサイトの制作された背景がどんなものであるかとか、そういった余分な情報は一切ありません。
ひたすらキャプチャしたサムネイル画像と作品のタイトルのみで構成された、シンプルなリンク集という感じのインターフェースです。
しかし、そこに並べられている作品はどれもクオリティが高く、ひとつひとつ見ていくだけでも時間を忘れて楽しむことができるでしょう。
サイトの看板でもある、山並みの画像がトップに据えられたページには、延々と作品たちが並べられています。
全体的な印象としては WebGL の作品が多い感じもしますが、Canvas2D だけで実装されている作品や、WebAudio を上手に活用した作品、あるいは Flash の作品なんかも混じっていますね。
基本的な方針として、掲載作品がデジタルアートであることだけが条件のようなので、多種多様なタイプの作品が集まっている印象です。
Mr.doob の作品や日本人の方(ikeryou さん)の作品なんかもありますね!
それぞれの作品は、これまでに当サイトで紹介したものも混じっていますが、私も見たことがない作品もいくつかありました。
特に WebGL を使っていないにもかかわらず高い表現力を持っている作品がいくつかあって、これはこれですごい技術とこだわりだなと感心してしまいます。
とても雑に表現してしまうと、一種のサムネイル付きのシンプルなリンク集でしかないサイトなんですが、そのシンプルさ故にレベルの高い作品が自ずと集まり、見事にひとつのサイトとして完成したコンテンツになっているなと思いました。
誰でも作品を投稿することができるようですが、投稿用のインターフェースを見る限り、サイトの管理者さんが一度目を通してから掲載しているのかもしれません。
なんにしても、これだけ優れた作品群が一堂に会するというのは珍しいと思いますし、本当に作品を眺めているだけで楽しめます。
みなさんも自分の作品を投稿してみてはいかがでしょうか。
すごい作品をたくさん見てみたいという方も、ぜひチェックしてみてください。