ドイツの自転車メーカーのサイトにある出オチ感ハンパないけど楽しいウェブサイト!
正直こういうのもアリだなと思ってしまった
今回ご紹介するのは、個人的にはあまり見たことのない、良くも悪くも「出オチ感」溢れるウェブサイトです。
サイト自体は、ドイツの自転車のメーカーのウェブサイトで、恐らく新製品を発売するにあたって作られたものだと思います。
出オチ感ハンパないとは言いつつも、ここで紹介してしまうとどうしてもそのオチがバレてしまうという悲しい現実を受け止めつつ、ご紹介しようと思います。
サイトオーナーと実装者の方の名誉のために言い添えますと、私は個人的にはこういうの好きです(笑)
クリックしたら全てが終わる
今回のサイトは、実はあんまり詳しく紹介したり解説したりするようなことはあまりなくて、とにかく、一発で全てが終わります。
そして、それ以上はなく、それ以下にもなりません。
要は、最初で全てが終わるんです。
個人的には、ちょっとツボでした。
はい、ページのロードが終わると、おもむろに岩が出てきます。
荒野のような、ちょっと寂しい空気感漂う、そんな風景のなかに、岩です。
マジ岩です。
浮いてます。
ふわふわ揺れてます。
一応マウスカーソルに追従してきますが、それほど激しく動いたりはしません。そこまでわかったあたりで、大抵の人はこんな行動をするでしょう。
(マウスでドラッグすればいいのかな?)
Click!!
注意:いきなり音が出ます
はい。以上です。
クリックした瞬間に、ドカーンという音と共に岩が爆裂して、そこに黒いボディのいかした自転車が爆誕します。
ちょっと茶化したような書き方をしてしまいましたが、正直なところ、私はこの表現はアリだなと思いました。
非常にインパクトが強くて、忘れたくても忘れられない、そんなサイトになってます。まあ日本だとコレに OK 出してくれるクライアントはないかもしれないですが……
一応、ほんの少しだけ表現方法について WebGL 的視点で言及しておくと、この背景から飛び散って来ているような光とも粉塵とも取れるような表現は、板ポリにテクスチャを貼ったものを動かしているみたいです。
このような演出でも、見せ方によるとは思うのですが、思い切りリアルな方向に振っているわけじゃなければ、やっぱりこれもアリだなと思いました。
ちょっとどこか漫画風というか、アニメタッチというか……結構サイトの雰囲気にマッチしていていい感じに馴染んでいます。
一見すると、その挙動も含めてギャグ路線なのかなとも思ってしまうようなところがありつつ、途中でも書いたように私はこれはこれですごく良くできていると感じました。
ユーザーの心にしっかりと記憶として残りつつ、興味を引きつける、そんなサイトだと思います。
いきなり音が出る点だけは気をつけておいてほしいですが、ぜひ真っ白で純粋な心で、ここで読んだことは一切忘れてサイトを見てみてください。
個人的にかなりお気に入りのサイトでした。
気になる方は、チェックしてみてください。