君は王になる資格があるか? MONOGRID 制作のキー入力で遊ぶ WebGL 製ミニゲーム
指がマジで攣りそうになるので注意(笑)
今回ご紹介するのは、WebGL 製のミニゲーム作品です。
イギリスの王政をテーマにした(?)ミニゲームなのですが、非常にシンプルで、しかし結構ムキになってやってしまう不思議な面白さのある作品に仕上がっています。
操作は非常に簡単なのですが、ついつい本気を出すと、マジで指が負傷する可能性がありますので注意してくださいw
カメラワークなど、実は結構勉強になるところが多い
今回の作品は小さなミニゲーム作品なのですが、意外にも、ビジュアルはしっかりと作ってあって雰囲気があります。
雪の舞う静かな平野のようなロケーションに、岩に突き刺さった剣が一振り。
この剣を見事に引き抜き、王として名乗りを上げろ! ということかな?
操作はシンプル極まりない感じで、利用するのは最初のスタートボタンを押す以外はキーボードの H キーと K キーのみです。
このふたつのキーを、連続して同じキーを押さないように注意しながら交互に連打します。するとちょっとずつ……岩に刺さった剣が持ち上がってきます。
おっしゃ! そろそろ抜けそうやな!
と思った直後、唐突に画面に現れるメートル表記のスコア。
そして、なんか柄の長さに対してどう考えても刀身の長さがおかしいことがだんだんわかってきます。
もうこのあたりまで来ると、説明不要でしょう。
ひたすら!
剣を抜くためにキーを叩くのです!
このゲームに終わりがあるのかどうか……
私はそれを確かめる前に指が限界を迎えたのでだれか限界まで引き抜いてください。お願いします。(3.5m くらいでもう無理だったw
WebGL の実装としては見ての通りそんなに大規模な実装ということはないのですが、雪の動きやうっすらと掛かった霧っぽい質感など、意外にもビジュアルは結構しっかり作られています。
また、剣の刀身がどんどん長くなってくると、それにあわせてカメラの位置もしっかりと付いてくるようになっています。
こういった細かいカメラワークの部分なども含めて、ネタっぽい感じではあるのですがちゃんと作られていることが感じられる不思議な作品だと思います。
いったい何メートルあるんだこの剣……
今回のミニゲームを制作した MONOGRID は、実は以前にも WebGL を利用した事例を手掛けたことがある企業で、公式サイトのほうに行ってみると、今は VR とかもやってるみたいですね。
普通にウェブサイトを実装するだけでなく、3DCG や VR の幅広いジャンルでビジネスを展開しているようで、今回のサイトに込められた遊び心といい、なかなかユーモア溢れる企業だと感じました。
ただ面白いというだけでなく、技術的にもかなりしっかりした部分を感じさせる実装はさすがといったところでしょうか。
指が破壊されないように気をつけつつ、遊んでみてください。