美しく個性的なカードデッキで神経衰弱のようなミニゲームもプレイできる SSSolitaire のウェブサイト
実際にカードを購入することもできる
今回ご紹介するのは、とあるカードデッキ(トランプ)のウェブサイトです。
SSSolitaire という名前なのでトランプのゲームのソリティアのことなのかな~ と思ったのですが、調べてみると、ソリティアというのは遊び自体の名前ではなく「一人でプレイできるゲーム」を意味する言葉なんだそうですね……
MS Windows でソリティアとして知られているカードゲームは、実際にはクロンダイクというんだそうです。
そういったカードゲームのちょっとした歴史なんかもサイト内では説明されていて、非常におしゃれで個性的なサイトとなっています。
リンク:
クラシックなカラーリングがよく映える
今回のサイトでは、実際のカードデッキを購入することもできるようになっており、いわゆる販促サイトということになるのかなと思います。
カードのデザインはとても個性的で、カラーリングも含めてすごくおしゃれな仕上がりになっていますね。
サイト上では、いくつかのカードがプレビューされると共に、マウスボタンを押しっぱなしにしたままカーソルを滑らせると、スプライトが次々とポップアップするようになっています。
カードの柄に応じて、表示されるスプライトの種類も変わるようで……
ハートやスペード、ダイヤなど、それぞれに違ったイラストを用いた演出を見ることができてとてもおもしろいです。
キャプチャ画像を撮るのが難しかったので掲載できないのですが、このカードが表示されているビューはシーン遷移の際なども凝った動きをするので、そういったところにも注目しつつ見てみるといいかもしれません。
また、サイト内では実際のカードの模様と同様の柄を持つカードで、ミニゲームを楽しむこともできます。
こちらのミニゲーム、日本風に言うといわゆる神経衰弱というやつです。
ただ、カードの背景の色(黒、または茶色)まで揃えないとだめなようで、数字が一緒なだけでは失敗とみなされてしまいます。
海外ではこういうルールが一般的なんですかね……
日本だと、結構数字が一緒なら OK 的なルールが多いと思いますが、カードの枚数もほどよい感じでちょっとした気分転換にいいかもしれません。
オリジナルのカードデッキを販売するにあたり、ここまで凝ったサイトを作っているというのは珍しいケースだなと思いました。
売価は 22€ なので、3,000 円弱くらいですかね?
これだけイラストにこだわっていると、これくらいの価格も納得かもしれません。
WebGL 実装としてはかなり基本的な内容ですが、アニメーション処理、イージングの滑らかな感触、シーン遷移のシームレスな自然さなど、とにかく基本的な部分のレベルがめちゃくちゃ高いと思います。
ぜひチェックしてみてください。