バーチャルアシスタントが登場しアテンドしてくれる Charaf Eddine さんの面白いポートフォリオサイト
音声も活用した演出の数々
今回ご紹介するのは、近未来的な雰囲気が素敵な Charaf Eddine さんのポートフォリオサイトです。
ロボットのようなアシスタントが現れて様々な情報を見せてくれたり、説明してくれたりするという体裁になっていて、かなり作り込まれていますね。
ゲームや映画などで出てきそうな設定やビジュアルが徹底して用いられており、こだわりの感じられるポートフォリオサイトとなっています。
リンク:
CECraft | Designer and Developer
音声を有効に使う特別仕様
一般に、ウェブサイトを制作する場合はセマンティクスやアクセシビリティを考慮すると思うのですが、今回のサイトはかなり演出面にステータスを全振りしています。
たとえば、文字で演出することよりも音声データで情報を伝えるような場面が多かったりするので、音声を有効化できない環境ではすべての情報を漏れなく把握することが難しかったりするかもしれません。
とは言え、全体としてビジュアルにもかなりこだわりが感じられる、相当な作り込みがされています。
サイトのトップページからボタンを押してコンテンツがスタートすると、赤い LED っぽい光がところどころに灯った、ロボット風のアシスタントが現れます。
このロボットが時に話をしながら、時にプロジェクターのように映像を表示しながら、様々なコンテンツの内容を説明してくれます。
前述の通り、音声を使って情報を伝えている部分が結構割合いとしては多いので、音声を無効にしている状態でビジュアルだけを眺めていると、ちょっとよくわからなくなっちゃうかもしれません。
もちろん、ある程度必要なことは文字でも表示されるので、音声を無効化するとまったくコンテンツを理解できないということはありません。
このような赤いホログラムで人物の姿が投影される場面がありますが、おそらくこの人物が Charaf Eddine さん本人なんでしょう。
今回のポートフォリオサイトでは彼の能力や特性について文章を使って語られている場面もたくさん見受けられるので、自らの言葉でアピールしている姿を映像でも伝えたいということなのかもしれません。
静止画ではちょっとわかりにくいと思いますが、ホログラムがノイズで歪むような演出もありますし、ほんとに細かいところまで演出がよく考えられていますね。
今回のサイトのようなオリジナリティの強いポートフォリオサイトは見ているだけで面白いですよね。
デザインや演出方法、さらにはサイトの作り込み具合いなど、かなり力が入っているのが感じられます。
こうやって自分をアピールする文化は日本だとあんまりないかもしれないですが、海外ではむしろこうして自己アピールできないとなかなか厳しいというのもあるのでしょうか。いずれにせよ、ここまで濃いサイトを見せられたらきっと記憶に留まることでしょう。
ぜひチェックしてみてください。