今年のテーマはアウトプット! WebGL スクール第9期の募集をはじめます(リモート開催)

doxas : 2022-03-24 13:12:11

2022 年 5 月開講!

みなさん、こんにちは。

本日より WebGL スクール第9期の募集を開始します。

昨年、一昨年と、感染症の影響もありまして講義をすべてリモートでの配信方式で行いました。当初は配信で講義を行うことに不安もあったのですが、あらためて振り返ってみると「配信はアーカイブが残るので時間差でも講義を受けることができる」ことや、「東京近郊にお住まいでなくても受講が可能になる」など、配信で講義を行うことのメリットも実際にはかなり大きく、今年もリモートでの開催を引き続き行っていくこととしました。

また、オンラインでのリモート開催ではありますが、例年スクールで取り組んできた外部講師を呼んで行うプラスワン講義などの取り組みは、引き続き行っていく予定です。リモート開催だからといって充実度が変化しないよう、しっかり準備を進めていきます。

スクールの講義内容について

WebGL スクールのメインとなる「本講義」は、杉本 雅広(すぎもとまさひろ、doxas)が責任を持って担当します。

今年の WebGL スクールも例年と同様に、前半戦はまずは three.js を使って「3D プログラミングの雰囲気に慣れる」ことからスタートします。

3D 空間をイメージしながらプログラミングを行うには、単純に慣れが必要な場合が多いです。最初から WebGL のネイティブな API を用いるのに比べて、より簡単・便利に使える three.js を活用することで 3D プログラミングが初めての場合でも少しずつそれに慣れながら、スムーズに取り組めると思います。

また、今年はスクール全体を通してのテーマを「アウトプットをより充実させること」としています。

後述するプラスワン講義もそうですが、より受講者さんたちのアウトプットが充実・加速するように、本講義のほうも講義内容も大きく見直ししようかなと思っています。

最近ではオンラインでイベントが開催され、それが 3D で作られたバーチャル空間なんていう事例も増えてきました。画像はゲームのアワードイベントのサイト。

なかには、three.js さえ使いこなせれば別にピュア WebGL について知る必要はないのでは? と思う方もいるかもしれません。

しかし WebGL の API そのものの仕組みを理解していることで、three.js や Pixi.js といった WebGL に関連するライブラリの使い方やあるいは使いこなしかたには、絶対に差が生まれます。より低いレイヤーの知識を持っているからこそ実現できる技術や応用例がたくさんあるのですね。

本スクールでは、そういった一般的なフロントエンドの開発では知り得ない 3D プログラミング特有の知識やテクニックについてもしっかりと基礎から扱っていきます。もちろん、シェーダを駆使した表現のコツなど、よりわかりやすくビジュアルに寄与するような内容も、後半戦ではたくさん登場します。

想定する受講者は?

前述のとおり、本スクールではまず前半はライブラリを使いながら、3D に慣れてもらうことを主題に講義を始めていくかたちになります。また、3D プログラミングは初めてという方でも安心してご参加いただけるように、スライドやサンプルはかなり詳細なものを用意するよう努めています。

ですから 3D について経験がないからといって、過度に心配する必要はないと思います。

ただし、JavaScript の書き方そのものを講義するわけではなくあくまでも WebGL に関連した技術を講義する形ですので「全くプログラミング経験が無い」という方はさすがにちょっと内容が難しくなってしまうかもしれません。

WebGL スクールを受講すると、既に世に出ている事例を見たときの感じ方も変わってくるかもしれません。画像は BiSH is over のウェブサイト。

過去には、普段は Unity をメインで使っているけど、CG の原理の基礎を理解したいから WebGL スクールに参加した、なんていう方も結構いらっしゃいました。そういう意味では、WebGL スクールは「CG の基本を学んでもらうための場」でもあるのかなと私自身は思っています。普段のお仕事で JavaScript を使っているわけではないんだよな~ という場合、後述する Slack 等を活用して JavaScript の構文や使い方等についてもできる限りサポートします。

その他にも、本業は HTML コーダーやウェブデザイナーだけど WebGL を知りたくて参加したという受講者さんもいらっしゃいましたし、一言でいうと結構多種多様なスキルセットの人たちが参加されるスクールなのかなと思います。

そういったことも踏まえて、スクールの運営方針としてはできるだけ「各受講者のレベルに合わせて対応する」ということを重視しています。人それぞれ、得意不得意もありますので、そのあたりは柔軟な対応でできるだけ細かくサポートできたらなと思っています。

スクール期間中は、スクール専用の Slack ワークスペースなどを活用しながら、できるだけ直接質問を受け付けられるような体制で進めていきます。

  • WebGL 興味がありどのようなことが実現できるのか知りたい
  • 3D プログラミング全般に関する知識を深めたい
  • 普段は Unity などを使っているが 3D の基礎を身に着けたい
  • 3DCG がどのように描かれているのか原理や背景を知りたい
  • ウェブ技術のスキルアップとして WebGL について知りたい
  • WebGL や three.js 等を利用して作品を作ってみたい
  • 表現手段のひとつとしてシェーダや GLSL について理解を深めたい

プラスワン講義

毎年恒例の取り組みとして、今年もプラスワン講義をカリキュラムに取り入れています。

プラスワン講義とは、WebGL スクールの本来のカリキュラムとは別に、各分野で活躍・活動されている外部講師を招いて課外授業を行ってもらうようなイメージで、本講義の内容だけでは扱うことが難しいような、専門性に特化した手法や考え方を知ることができる講義です。

以下、簡単にですが今年講師を務めてくれるみなさんをご紹介します。

高尾 俊介(@takawo)

takawo のハンドルネームでおなじみの高尾俊介さん。クリエイティブコーディング、あるいはデイリーコーディングといった文脈で Twitter を中心に広く知られていると思います。

今年はスクール自体のテーマをアウトプットとしているのですが、高尾さんはまさにアウトプットの鬼(?)なので、日々アウトプットを続けていく中で得られるもの、あるいはそういった活動を行うためのヒントなど、様々なお話を講義のなかで聞けると思います。

@takawo

池田 亮(@ikeryou)

devdev Inc. 代表でクリエイティブコーダーでもある、池田亮さん。

実は WebGL スクールにプラスワン講義の講師として参加していただくのは二度目になるのですが、過去の登壇時から今現在に至るまで、日々のアウトプットをずっと継続されていて本当にすごいんですよね……

いわゆるウェブのフロントエンド開発の手腕だけでなく、クリエイティブコーダーとしての手腕も凄まじい開発者さんですので、ウェブ制作だけでなくクリエイティブな活動についてもいろいろお話を聞かせていただけると思います。

@ikeryou

開催時期・講義時間

今回の WebGL スクールは、2022 年の 5 月 14 日(土曜日)に第1回が開催となります。

スクールの開催ペースとしては原則として隔週土曜の開催、という形です。8月のお盆近くはスケジュールどうするかちょっと迷ったのですが、時間差でアーカイブでも見ることができますしタイミング的にも 8/10 ~ 8/15 あたりを自然と避けられたため、そのまま隔週で進めることにしました。

日時 講義内容(暫定)
第1回 05月14日(土) 3D 開発や WebGL・シェーダについて知ろう
第2回 05月28日(土) three.js の基本機能を使いこなそう
第3回 06月11日(土) 3D 開発に必要な最低限の数学知識を知ろう
第4回 06月25日(土) レンダリングの流れとシェーダの役割を知ろう
第5回 07月09日(土) WebGL・GLSL の骨格と 3D API の雰囲気を知ろう
第6回 07月23日(土) テクスチャやブレンドなどのテクニックを知ろう
第7回 08月06日(土) シェーダをより深く理解し操る技術を知ろう
第8回 08月20日(土) WebGL 2.0 などハイエンドな実装について知ろう
講義時間(目安)
本講義 14:00 ~ 18:00

講義は 14 時から開始します。

動画配信とはいえ、ぶっ続けでリアルタイム視聴される人もいらっしゃると思いますので途中適宜休憩時間を設けつつ進めていく形です。

また、例年ですと「メインの本講義が終わった後、追加でプラスワン講義を行う」というスタイルでやっていたのですが……

本講義だけでも3~4時間とかあるので、そこからさらにプラスワン講義を受けてもらう、というのはいくらリモートでの開催とは言え受講者の負担が大きいと感じています。そこで、今年も昨年同様、プラスワン講義はそれだけをまとめて1回分として別日での開催としたいと思います。

日時 講義内容
第9回 08月27日(土) プラスワン講義回(講師2名が順に登壇)
講義時間(目安)
プラスワン講義(1人目) 14:10 ~ 15:10
プラスワン講義(2人目) 15:15 ~ 16:15

実写にかなり質感の近い CG がウェブで展開されるようなケースもあり、WebGL はプロモーションを行う上での選択肢の1つに。画像は Lusion の技術デモ。

受講料について

以下、受講料の一覧です。全て 内税表記 ですので、下記料金以外に余分な消費税等をいただくことはありません。

支払い形態 受講料 備考
一般(一括) 125,000 円 一括支払いで分割に比べて 25,000 円割引
一般(分割) 150,000 円 分割回数や一回の支払額は相談して無理ない範囲で決めます

受講料は原則として前払いでお願いしています。これは単に いたずらや、事前連絡のない突然のキャンセル等を避けるため です。

たとえば一時的に収入が不安定な時期であるなど、なにかしらの事情がある場合はご相談いただければできるかぎり対応しますので、お気軽にご相談ください。

また、スクールの受講が確定するのは、申し込みいただいてから、折り返しこちらからご連絡を差し上げたあとになります。

お申し込みフォームから、必要事項をご入力いただき、お申し込みください。こちらから、遅くとも2~3日以内には運営からご連絡差し上げますのでそこで 確認が取れ次第スクールの受講が確定 となります。

特に、折り返しのご連絡を差し上げる都合上、メールアドレスの間違いにはご注意ください。また、3日以上経過してもこちらからのご連絡が届かない場合は、どこかでフィルタに掛かってしまったなど間違いが起こっている可能性もありますので、そういった場合は遠慮せず確認のご連絡をいただければと思います。

繰り返しになりますが フォームからの申し込み送信時点では受講が確定した状態ではありません ので、ご注意いただければと思います。

募集人数

募集人数は最大 40 名程度で考えています。

こちらは基本的に 完全先着順 となります。

お申し込みをいただいた日時をベースに、先着順で、順次参加が確定する形になります。

もし、支払いのことや講義内容のことで疑問や質問がある場合は、まずはお問い合わせください。一度申し込んだら最後無理に取り立てるみたいなことは一切ありません。

できる限り多くの方に、有意義な体験を提供できたらという気持ちで運営しています。まずはお気軽にご相談いただければと思います。

幻想的なシーンづくりは CG ならではの表現。画像は Artistans d'idées のウェブサイト。

お支払い方法とお申し込み

当スクールは、講師の杉本(@h_doxas)が所属している「株式会社はじっこ」が主催します。

受講料は銀行振込で同社にお支払いいただく形となり、領収証の発行など必要に応じて対応できますのでお気軽にご相談ください。

お申し込みは、以下のフォームより、お願いします。

お申し込みフォームはこちらから

くれぐれも、入力間違いなどにご注意ください。

こちらから返信メールを送信させていただき、連絡が取れた方から受講が確定します。メールアドレスの記入にはご注意ください。

各自ご用意いただくもの

当スクールでは、機材の貸出等は一切行っておりません。

スクールの受講にあたり、ノートパソコン等の実行環境についてはご自身でご用意いただく必要がありますので、その点はご注意ください。※ちなみにスペックはハイエンドなゲーミングマシンなどではなく、ウェブ・フロントエンドの開発に用いられる一般的な開発用マシンのスペックで問題ありません

また、サンプル等の配布するリソースについては Google Chrome での実行を前提に作成していますので、あらかじめ Chrome をインストールしておいていただければ、よりスムーズに受講が可能です。

お問い合わせ

なにかご不明な点や、ご意見等がありましたら当サイトのお問合せページよりご連絡ください。できる限り迅速に返信させていただきます。

運営について(特定商取引法に基づく表記)

本スクールは、本講義を担当する杉本が代表を務める株式会社はじっこが運営しています。

販売業者: 株式会社はじっこ

所在地: 東京都中央区日本橋蛎殻町1-13-1ユニゾ蛎殻町北島ビル地下1階

運営責任者: 株式会社はじっこ

電話番号: 03-6868-0867(電話での問合せは受け付けておりません)

提供時期・販売価格・人数制限・申込期限など: 上記に記載のとおり

お支払い方法: 銀行振込(振込手数料はお振込み側にてご負担ください)

代金の支払期限: 原則として第一回目の講義の一週間前を目安にお支払いをお願いしています

キャンセル・返金について: 原則としてお支払い後のキャンセルによる返金には対応していません

share

follow us in feedly

search

search

monthly

sponsor

social