PlayCanvas を使って作られたストーリー仕立ての WebGL 実装が最高かわいい!
言葉がわからなくても打ち震えるクオリティ
今回ご紹介するのは、PlayCanvas を利用して作られている WebGL 製コンテンツです。
全編が韓国語(ハングル文字)なので内容がわからないのがめちゃくちゃ悲しい……
もう実際に見てもらったら一発で伝わると思うのですが、とにかく外見の可愛らしさが尋常ではなく、コンテンツとしての完成度も、なにかの商業作品のプロモーションか何かかと疑いたくなるようなレベルです。
たぶん、おそらく…… 個人制作の作品だと思うのですが(※以下追記を参照のこと)、とにかくすべてがハングル文字なので意味を読み取ることができず、もし万が一間違ったことを書いてしまっていたら(韓国語わかる方は)ご指摘お願いします。できるだけ迅速に、修正します。
追記
こちらのサイト、どうやら韓国ではかなり人気があるカカオフレンズという作品の関連サイトのようです。
@aknecco さんに詳細を教えてもらいました。それによると……「サイト名は『チュンシクの観察日記』で、飼い主のライアンはなぜ月曜日が嫌いなのか?その理由を飼い猫のチュンシクがライアンの1日を追体験する形で描かれています」とのことです。
追記前は、本文中で子供のクマ、みたいに私が勘違いして書いていたのですがまさかの飼い猫だったのですね……
本文の誤記については、間違って伝わるとよくないかなと思ったので取り消し線ではなく表記そのものを修正しています。
リンク:
モバイル版 Google 翻訳でがんばる
今回のサイトは DOM にテキストが配置されているわけではなく、多くのものが CG の世界のなかでグラフィックスとして描画されるため、ブラウザの翻訳機能などを使って意味を読み取ることも難しく……
モバイル版の Google 翻訳で、リアルタイムに撮影している映像が翻訳される神機能を駆使してタイトル画面を見てみたのですが、どうやら「月曜日はどうしてこうも憂鬱なんじゃ……」という哀愁をテーマにした作品のようです。
ストーリー仕立てになっていて、登場するメインキャラクターは飼い猫のチュンシクです。
チュンシクの飼い主であるライアンが月曜日はすごく憂鬱になってしまう、それはどうしてかな? という建付けの、インタラクティブな絵本のような感じの作品のようです。
最初の画面で、チェックボックスになっている部分をクリックすると物語が始まります。
この上の画像にあるように、画面内を自由にポイント(タップやクリック)してチュンシクを移動させることができます。
操作はたったそれだけのシンプルな作りで、適切な地点に移動させるとストーリーが進展します。
方眼ノートのようなキャンバスにはいろいろな落書き、あるいはアイテムが散らばっていて、適当に散策するような楽しみ方もできますし、イースターエッグ的に隠し要素もいろいろ用意されているようです。
メインの経路をたどっていくと、ところどころで凝ったアニメーション付きの 3D シーンが出てくるのですが、これが本当にしっかり作り込まれていてめちゃくちゃ良いんですよね……
インタラクティブな絵本であることを生かした突飛で楽しい演出がもりだくさんです。
マジでハングル文字が読めたらよかったのに~~~!!! という感情が絶え間なく押し寄せてきます。
出てくるイラスト、3D 表現、効果音の使い方から全体の構成にいたるまで……
本当に商業用のコンテンツなのではと思ってしまうような完成度で、これもし趣味で作って公開しましたというものなのだとすると、作者さんはとんでもない人物ですね。(もちろん良い意味で)
※冒頭に追記で書きましたが、カカオフレンズという韓国の人気コンテンツの関連サイトとのことです
言葉の壁は WebGL のサイトを紹介する上でいつも苦労させられる部分なのですが、今回ほど、言葉がわかればなと強く感じたことはありませんでした。
PlayCanvas の事例として見ても、単純にウェブで見ることのできるコンテンツとして見ても、本当にすごい作品だと思います。
ぜひチェックしてみてください。