世界中のプレイヤーとも対戦可能な PlayCanvas で作られたオンライン FPS ゲーム Venge がおもしろい
想像以上にサクサクと普通に遊べてしまう
今回ご紹介するのは、Venge というオンラインゲームです。
いわゆる FPS(ファーストパーソンシューティング)ゲームで、いくつかのステージに世界中からログイン(またはゲストでの参加も可能)しているプレイヤーが常時数名~数十名いるという感じの規模感です。
動作も軽いですし、ゲームとしては普通に遊べますね……
PlayCanvas で作られているようですが、完成度がすごく高いなと感じました。
リンク:
私が知らないだけで世界を見渡せばいっぱいあるのかも?
今回のサイトは、ウェブサイトというよりもう完全にオンラインでプレイできる本格ゲームという感じで、WebGL(PlayCanvas 製)で作られた 3D シーン内を縦横無尽に駆け回るスピード感あふれる FPS となっています。
私はこの手のゲームは本当に苦手なので、プレイした感想やゲームとしての完成度についてはうまく言語化することができないのですが、素人なりに操作した感じはレスポンスも本当に自然な感じですし、サクサク動作していて本当にすごいですね。
公式が用意しているステージには常時何人かプレイヤーがいる状態で、プレイ開始と共にあっという間に捕捉され、襲撃を受けることになります。
一応、初期状態ではピンク色の髪のキャラクターがアンロックされた状態で選択されており、その他にも何人かキャラクターが用意されています。
広告の動画を見ることでロックが解除され選択可能になるキャラクターや、ゲーム内通貨を使って購入するタイプのキャラクターなどが用意されており、その他にもゲーム内アイテムが結構豊富に用意されていたりかなりしっかり作られているなと感じます。
設定画面などもしっかり作られており、キーの入力をコンフィグしたり、グラフィックス設定やサウンド設定を変更することもできます。
操作はたぶん FPS としてはスタンダードな感じ…… だと思います。
WASD キーで前後左右に動くことができ、左クリック+ホールドでショット、右クリック+ホールドでスナイパーのように照準を覗き込んだ状態に移行したりもできます。
また、たぶんキャラクターによって特技みたいなのが設定上用意されているっぽくて、忍者みたいなキャラクターだと画面上に F キーを押すと手裏剣を投げるぞ、といったようなナビゲーションが表示されていますね。
他のキャラクターでも F キーは投擲系のアクションになるようなので、操作系は統一しつつもキャラクターごとに個性を持たせるような工夫がされているのだと思います。
PlayCanvas は当サイトでも何度も紹介していますが、こういったゲームの開発に用いられているケースは時折見かけるような気がします。
海外では PlayCanvas はかなり知られていてユーザーも多いはずなので、私達が知らないだけでこういうゲームがいっぱい世の中にはあるのかもしれません。
日本でも徐々にユーザーが増えており、最近だと英語で書かれた技術記事の翻訳版などが積極的に公開されているようです。当サイトで紹介した PlayCanvas 事例の特集記事(Developer Spotlight - WebAR体験の構築 (Visionaries777) – PlayCanvas)や……
Unity から移行したプロジェクトの特集記事(Developer Spotlight - UnityからPlayCanvasへの移植 (Solar Games、Christina Kalioraさん) – PlayCanvasや……
また 2022 年のショーケース記事(PlayCanvas 2022年ディベロッパー・ショーケースを公開! – PlayCanvas)なども公開されています。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。