サイバーでアーティスティックな雰囲気を見事に体現した 3D シーンが楽しい Pixelynx のウェブサイト

doxas : 2022-12-01 13:02:52

アート性の趣向が強いメタバース?

今回ご紹介するのは、Pixelynx の Musicverse のウェブサイトです。

Music と Metaverse を組み合わせて Musicverse なのかなと想像しますが、アート的な文脈を強く意識したメタバース系のプラットフォームということなんですかね……

内容はちょっと今回のサイトからは読み取りきれない部分もありますが、あくまでも WebGL の実装について注目しつつ見ていけたらと思います。

リンク:

Pixelynx — Musicverse

独特な光沢感はかなり味わい深い

今回のサイトでは、まさにアートな雰囲気の 3D オブジェクトが登場します。

なんというか美術館なんかに置かれている抽象芸術のような雰囲気の、不思議な 3D モデルになっていますね。

実際にはカメラワークが工夫されていて、その全体像はおいおいウェブサイトを読み進めるうちに出てくるという体裁になっています。

質感は、すごくキレイです。

単純にジオメトリ自体が結構リッチにポリゴンを使っている感じがあり、表面の光沢や照り返しの表現なども相まって、雰囲気がありますよね。

色使いもややサイケデリックな感じでインパクトが強く、フォントのテイストもシーンの雰囲気によくマッチしています。

なんというか本当にこういう世界観が好きな人がデザインしたビジュアルという感じがします。

スクロールに連動してセクションが1つ1つ遷移していきますが、最終的には若干引いた位置にカメラが移動し、3D シーンに置かれているオブジェクトの全体像がある程度見える状態になります。

この透明なマネキンのようなオブジェクト、その体内が透けて見えるようになっているのですが、体の内側にある透けて見える部分がなんか微妙に解像度が低くなっていて、これ意図的な演出なのかフレームバッファのサイズの節約なのか…… ちょっと判断難しいところです。

こういう表現なんです、と言われるとそれはそれで味のある感じがします。

なんかそこだけがまったく違う世界線になっているような、そんな摩訶不思議な空間をイメージさせるような表現だと個人的には思いました。

ジオメトリのポリゴン数をあまり極端に絞っていないからだと思いますが、オブジェクトの表面の艶やかな雰囲気とかがなんとも言えない良い質感になっています。

また透明な人型の 3D モデルと、その内側にやや解像度を落とした状態で描かれるオブジェクトとの対比なんかも見た目に面白く、CG の表現としても思わず目を奪われる楽しさ・奇抜さがあると感じます。

効果音の使い方もなかなか素晴らしくて、サウンド有効で見てみるとまたいいかんじです。

ぜひチェックしてみてください。

リンク:

Pixelynx — Musicverse

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