
ヤバすぎる職人を見つけてしまった…… ハイエンドな実装がぎっしり詰め込まれた MONKEY CIRCUS がすごい
インターネット黎明期の空気感を思い出す
今回ご紹介するのは、Maeda Mameo さんの個人サイトです。
これ、本当に悪い意味で伝わらないことを祈りつつ書くのですが、古(いにしえ)のインターネット職人的空気感を感じるウェブサイトになっていて、ポートフォリオサイトというより、個人サイトという言い方のほうが数倍しっくり来ます。
こういうインターネット黎明期から残り続けている個人が管理しているウェブサイト、もう本当に少なくなっていてそういう意味でも希少だと思うのですが、それに加えて紹介されている実装例のレベルが高すぎて鼻血が出そうです。
※以下のリンクはサイトのトップページではなく、GLSL の作品群を掲載しているページへのリンクです。
リンク:
とにかくすごすぎる実装例に震える
あの、繰り返しになるんですけど、本当にこのサイト個人的にはものすごく好きで堪らない感情が押し寄せてくるんですが、ある種、昔ながらの雰囲気を色濃く残しており、いい意味でこの絶滅危惧種的な風合いがなんとも言えない世界観を醸し出しています。
ウェブサイトの背景には background-repeat
的な感じで背景画像が敷き詰められており、たぶん…… 想像ですが今も生の HTML と CSS で管理されていると思われるウェブサイトには所狭しと情報が詰め込まれています。
サイト内を徘徊してみるとどうやら管理者である maeda mameo さんは 1990 年代(!)から掲示板などで活動していた方のようで本当になんというか……
めちゃくちゃ好きです……
当サイトからリンクしているページへ飛ぶと、この上の画像のように縦長にコンテンツがレイアウトされた昔ながらの雰囲気を感じさせるウェブサイトが出てきます。
もうこの雰囲気が堪らない感じなんですが、一方で掲載されている作例のレベルは異次元のものばかりで、流体や物理現象を駆使したあらゆる作例がぎっしり、文字通りぎっしりと詰め込まれています。
この膨大なコンテンツの量、積み上げられてきた歴史の重み、そしてこのノスタルジックな感情が湧き上がってくるサイトのデザイン……
めちゃくちゃ好きです……
ご本人がこのサイトを見ることも万にひとつくらいはありそうな気がするので何度でも言い訳してしまいますが、このレガシーな感じが私個人はマジで大好きすぎてやばいです。
CSS や JavaScript でサイトをキラキラ装飾してワイワイやっていたあの頃を思い出すようなウェブサイトに、目を疑うようなハイエンドな WebGL 実装が数え切れないほど置かれていて本当に卒倒しそうなほど興奮してしまいます。
なぜこのようなめちゃくちゃすごい人を今まで認識できていなかったのか……
本当になんというか……
めちゃくちゃ好きです……
完全に個人の主観大爆発でご紹介してきてしまったのですが、とにかく WebGL の実装例のレベルの高さはぶち抜けていて、本当に教えを請いたいくらいすごいです。
私自身、wgld.org というサイト(なんならこの総本山もそうですが)は手書きの HTML で書いていて、いまは正直メンテナンスすることも難しくなって半ば放置状態になっているのですが、今回のサイトの場合は今も定期的にコンテンツが追加されているようで、その情報量はとんでもないことになっています。
技術的にもそうですし、これだけ継続してアウトプットをされ続けてきたということにも、深く深く尊敬の念をいだきます。
今風の、モダンでかっこいいシュッとしたウェブサイトとは真逆のベクトルでぶっちぎっている事例だと思います。
ぜひチェックしてみてください。