巨大な顔が大胆にレイアウトされた個性強めのビジュアルがおもしろい Munnoz さんのポートフォリオサイト
主張がつよい!
今回ご紹介するのは、デジタルクリエイターでありデザイナーでもある Carlos Munnoz さんのポートフォリオサイトです。
おそらくご本人を模したと思われる、巨大な顔の 3D モデルが画面内をデカデカと占拠する、すごく主張の強いウェブサイトとなっています。
一見、イロモノっぽい雰囲気が漂っていますが、全体としてはすごく丁寧に、こまかい部分の演出も考えて作り込まれたウェブサイトとなっています。
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表情の変化がわくわく感を加速させる
今回のサイトはなによりもまず、人の大きな顔が迫力満点に描かれている関係で最初のインパクトがすごく強いです。
それだけに、他の部分がどうしても霞んでしまうというか、気持ちが無意識に巨大な顔のほうに持っていかれてしまいますね。
そのあたりはどういった思惑や考えがあってのデザインなのか推し量りきれない部分もありますが、少なくとも、このインパクトの強さ故に記憶にはしっかりと刻み込まれる感じがします。
画面の上のほうに、タイトルバーやナビゲーションバーのような領域があり、それが左・中央・右と3分割されています。
左の領域が works のセクション、右の領域が About ページのような内容を含む Data のセクションとなっており、それぞれクリックすることでページが縦に展開する仕掛けです。
ページが縦に展開すると巨大な顔の表情が劇的に変化し、ここでも思わず意識を持っていかれます笑
各事例の詳細は、顔が描かれている領域の上に重なって描画されるようになっていて、このあたりも遊び心満点にレイアウトされていておもしろいですね。
よく観察すると、文字の部分がマウスカーソルのホバーなどに応じて変化するなど、テキストエフェクトのような効果も実装されています。
インタラクティブ性の高いウェブサイトとしてなかなか技工的に仕上がっており、いろんな見どころがありますね。
よく言われていることですが、人間って意識的にも無意識的にもすごく「人の顔」に注意を払ってしまいます。
今回のサイトではちょっとリアルな人の顔がそれこそ表情豊かに描かれますので、やっぱりそこに思わず視線が吸い寄せられてしまいますよね。
なんらかの狙いがあってこのようなウェブサイトとしていることは間違いないと思いますが、果たしてどんな狙いがあったのか、個人的には気になります。まあ少なくとも、一度見たら忘れられないウェブサイトだなとは思います。
ぜひチェックしてみてください。