ドクロや燃え盛る炎など自分たちのスタイルを迫力のビジュアルで表現した Flatbone Tattoo のウェブサイト
徹底したこだわりを感じる世界
今回ご紹介するのは、Flatbone Tattoo というタトゥースタジオのウェブサイトです。
日本では、タトゥーは若干敬遠されやすいものかなという印象もありますが、欧米ではかなり身近なカルチャーという印象がありますよね。
今回のサイトはタトゥースタジオの個性・雰囲気が徹底的に味強めで盛り込まれていて、これはこれで潔さがあります。
どうしてもタトゥーには痛々しいイメージがある方もいらっしゃるかと思いますので、そういう方はサイトを閲覧するか慎重に判断してください。この記事ではスクリーンショットにそういうところが映り込まないようにしていますが、実際のサイト上では思いっきり写真が掲載されていますので……
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ページ遷移の演出もなかなか迫力がある
今回のサイトでは、タトゥースタジオの持つ雰囲気が存分に表現されています。
なんかこう…… ドクロとか炎とか、どこかパンクなイメージのモチーフが登場するウェブサイトとなっていて、ある意味では直球でストレートな表現です。
トップページのファーストビューでは、クリスタルが怪しく輝くドクロの 3D モデルがお出迎えしてくれます。
スクリーンショットではちょっと暗くてわかりにくいですが、なんとなくサテン生地っぽい感じのクッションの上に、ドクロが配置されたような 3D シーンになっています。
そのままスクロールしていくと、実際にタトゥーを入れた方たちの写真とかがズラーッと出てくるような構成になっていますので、苦手なひとはご注意ください。
画面の左上のところにはアーティストを紹介するページへのリンクがあり、このアーティストのページとかも結構凝っているんですよね。
画面下部で揺らめく炎、そして2人いるアーティストさんの画像に対しても、カーソルをホバーさせてやると特有のエフェクトが発生します。
ホバーエフェクトは RGB シフトにサイン波のディストーションを組み合わせ、そこにさらにノイズを使って紙が燃えて焦げていくような感じにも見えるような効果を加えた、ちょっと変わった演出となっています。
炎のエフェクトも、本物っぽいというのとはちょっと違いますが十分に質感的には雰囲気があり、なかなかかっこいいです。
世の中にはすごく手の込んだ、ボリュームも技術もいずれも高い水準で仕上げられた素晴らしいサイトっていうのがたくさんありますよね。
一方で今回のサイトのような、ページ数こそ少ないけれど、これ以上ないくらいに顧客の個性を純粋に引き出したシンプルなウェブサイトというのも存在し、これはこれですごく潔くて個人的には好きです。
ページ遷移の炎が燃え上がるような表現とかも、もしかしたら火が怖いひとは必要以上にびっくりしちゃうかもしれないので、その点は十分に気をつけてください。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。