
イントロのためだけに作られた手の込んだ 3D シーンがおもしろい Northprim のウェブサイト
世界観を 3D で表現
今回ご紹介するのは Northprim という、いわゆる AI 関連の開発を行っているスウェーデンの企業のウェブサイトです。
これはけして悪口のつもりで書くのではないのですが、なんというかすごく不思議な雰囲気のビジュアルで構成されたウェブサイトになっていて、これはこれで彼らの持つアイデンティティというか性格みたいなものが形になって出てるのかなと思います。
3D シーンは結構手が込んでいて、なかなか見応えのある仕上がりになっています。
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スクロールするだけで閲覧可能なイントロ
今回のサイトでは、いわゆるコーポレートサイトの入口にあたるイントロ部分で、WebGL の実装が動いています。
逆に言うと、それ以外の部分はよりスタティックな印象の普通のウェブサイトで、イントロだけが妙に尖った 3D シーンとして構成されている形です。
画面のロードが終わるとスタートボタンが表示され、それをクリックすることでちょっとした小旅行が始まります。
スクロールすることで、つぎつぎとシーンが切り替わっていきます。
この……なんというか……
どう形容したらいいのかわからないポップで可愛らしい独特な雰囲気が、おそらく今回のサイトのテーマなんでしょうね。
企業やチームのカルチャーとは無関係に、あえてウェブサイトの雰囲気としてこういうトーンを選択しているのかもしれませんが、かなり個性的な企業なんだろうなという想像が働きます。
コンセプトが一貫しているようなしていないような、でもなんかやっぱり一貫している……ような……そうでもないような……
なんかよくわからない感じ、がむしろイントロシーンを支配していてそういう意味でこれはこれで統一感があります。
どういうふうに書いても悪口っぽく見えてしまうところがお困りポイントなのですが、けして悪く言いたいわけではなくて、すごく個性的でおもしろいビジュアルだなと感じました。
今回のサイトのように、イントロに 3D シーンを配置しているケースってそれほど珍しくはないと思うのですが、今回のサイトの場合はそのイントロのシーンのボリュームがすごくて、なんかすごく圧倒されるような気持ちになりますね。
イントロが終わったあとに(またはスキップもできる)表示されるコーポレートサイトのほうも、なんかパステルカラーというか、明るいポップなトーンなんですよね。
たぶん、もうこういうコンセプトとして作っているのだと思うのですが、なんかその世界観が自分にとって未知すぎてすごく不思議な感じがしました。(これ本当に悪口じゃなくてうまく咀嚼することができなかった個人の感想です)
個性的な世界観が光る、そんなウェブサイトだと思います。
ぜひチェックしてみてください。