マルチプラットフォームで複数の開発環境に対応予定 AexolGL の Web Engine が先行公開中!
マルチプラットフォームで 3D をもっと気軽に
様々なデバイスが供給される現代。
効率よく、しかしクオリティの高いものを生み出すには多くのコストが掛かりますね。
今回ご紹介するのは、様々なデバイスで、しかも様々な開発環境で、広く利用できることを目指したゲームエンジン、AexolGL です。
WebGL 対応のゲームエンジンとして存在感を示せるか
WebGL 対応のゲームエンジンは、実は結構いろいろなものがあります。
日本でも有名なものでは Unity が WebGL 出力に無料版でも対応することを明らかにしていますし、Web とゲームエンジンとは今後もどんどん近しい存在になっていくでしょう。
今回紹介する AexolGL は、トップページにも各デバイスに対応することをアピールするアイコン画像が並んでいます。サイト内を詳細に見ていくと、やはりマルチプラットフォーム対応を強く謳っているのがわかります。
現状は Web Engine と呼ばれる WebGL ベースのものが先行して公開されている状態。
将来的には Python や C++ などの言語でも使えるようになるみたいです。
細かくは見れていませんが、ノードベースでの開発などもできるようになるのかな? いろいろと壮大な計画を抱いている雰囲気が伝わってきます。
算術系や、いくつかのファイルフォーマットに対応したモデルデータを扱うための機能など、それなりの豊富な機能を実装しているようですが、まだまだドキュメントなども含めいろいろと準備中といった感じです。
オンラインエディタも公開中
まず先行して公開されているデモはもちろん WebGL で実行されます。
また、オンラインでリアルタイムに編集することも可能なエディタが公開されています。
記述量はけして少ないとも言えないと思いますが……
どのあたりの層を狙っているのか、現時点ではなんとも言えない感じです。やはりマルチプラットフォームというところが一番のポイントになるのかなという印象。
冒頭にも書いたように、ゲームエンジン界隈はこれから群雄割拠の時代になると思いますが、果たして存在感を示すことができるでしょうか。