滑走する様子を再現することも可能なスキー場と山脈地形データビューア Piste.io
気分はまるでスキーヤー?
ものすごく個人的なことを言います。寒いのは苦手です。
もちろん、雪の降り積もった雪山に行くなんて……とてもじゃないですが考えられません。でも実際に雪山に足を運ばなくても、その様子をなんとなく感じることができるサービスもあります。
今回ご紹介するのは、そんなスキーリゾートを三次元ビューアで再現したウェブサービスです。
複数の経路を確認可能!
有名な海外のスキーリゾート地の地形データを用いて、リアルタイムに WebGL で景観をレンダリングしているようですね。
まず地域を選択すると、その地域のスキーコースが地形にマッピングされるようになっています。
これ、どうやってやっているんですかねえ……
自分たちで細かくデータを入力しているのでしょうか。なんにしても、なかなか面白いですよね。
一人称視点でスキー体験!
それぞれのスキーのコースは、マウスオーバーでコースを示すラインが少し太くなります。このフォーカスが当たっている状態でさらにクリックすると、そのコースを実際に滑走しているかのような、スキーヤー視線での景観を見ることができます。
画面上ではちょっと小さくてわかりにくいと思いますが、左上のほうには「difficulty」という表記があるので、コースの難易度まで表示してくれているという親切仕様。
ただし、この一人称視点……
複雑な地形だと特にそうなのですが、かなり地形の内側にめり込んでしまうことが多いのでその場合はちょっとレンダリングが破綻してしまいます。
巨大な山岳地形データにライドデータを乗せているんだと思うので、まあ仕方ないのかなと思います。
しかし一人称視点の際の、景観としての美しさはなかなかのものです。
右側にあるメニューを少しいじれば、夕焼けや朝焼け、霧の掛かっている状態などを再現することができるようになっています。
特に夕焼けや朝焼けは結構雰囲気も出ていていい感じです。
実物というか、実際の景色には遠く及ばないのだとは思いますが、雰囲気は十分に伝わってくるような気がします。
今後もロケーションを追加していく予定とのことなので、地形めり込み問題なども含めて、今後の展開に期待ですね。