ビットコインなどの金融資産の動きを可視化した Bitreserve 社が提供する WebGL ビジュアライゼーション
世界中の金融資産の動きを可視化
今回ご紹介するのは、Bitreserve というビットコイン関連のサービスが提供する、WebGL の Globe 実装です。
個人的には、電子マネーやビットコインといったものに全然詳しくないので、今回はじめてこのようなサービスがあることを知りました。アメリカに本社があり、上海などにも支店を持つ企業のようですね。
取引の透明性を謳っているようで、こういった履歴を可視化するという発想も、そのあたりから生まれてきたものなのかもしれません。
非常に丁寧に作られたデモ
今回のデモは、正直なところ WebGL という目線ではそれほど目新しいことや特殊なことはありません。技術的な注目どころはあまりなく、むしろ見せ方がうまいなあという感じ。
金融の仕組みを変えれば世界が変わる――
そんなコンセプトの企業なのでしょうね。日本語のサイトなどもしっかり用意されていて、グローバルかつ手軽に、誰もが自由に取引を行える未来を模索しているようです。
今回のデモは、そんな Bitreserve の取引履歴を三次元にマッピングしたものです。
飛び交うレーザーのようなポリゴンには、オレンジや青の色がついていますが、これが通貨の種類を表しています。
オレンジ色がビットコインですね。
画面の左側にはメニューが並んでいて、ここから視覚される内容を切り替えることが可能となっています。
こちらは Twitter のハッシュタグを抽出してきて並べたもの。
頂点の部分に置かれているアイコンをクリックすると、ツイートなどの詳細を見ることができるようになっています。いかにもウェブという感じがしていいですね。
ものすごく凝ったことをしているわけではないのですが、全体的に無難ながらも、しっかりと作られている、非常に丁寧な印象を受けます。サイトの意図としては完全にプロモーションがメインなんだとは思いますが、面白い試みだなと感じました。
私は電子取引とかに本当に詳しくないのですが、今後はこういったサイトが増えてくるのかもしれませんね。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
リンク:
Bitreserve - Homepage ※日本語サイト