EPOCH とホムンクルスが手掛ける FACT のアニバーサリーサイト! スマホで見る興奮の WebGL コンテンツ!
スマートフォン専用という試み!
今回ご紹介するのは、クリエイティブエージェンシー・プロダクションの「EPOCH」とWebGL を使った自社サイトを持つ「ホムンクルス」が手掛けた、ミュージックバンド『 FACT 』のミュージックビデオコンテンツです。
FACT は 1999 年結成のバンドで、今回のサイトは 15 周年のアニバーサリーサイトでもあるみたいですね。ミュージックコンテンツと WebGL の組み合わせは、今ではさほど珍しくありませんが、今回のサイトは スマートフォン専用 であり、しかも完全なミュージックビデオとして楽しむことができる、とてもレベルの高い内容になっています。
スマートフォンだからこそというコンテンツ
今回のサイトは、スマートフォン専用サイトです。
PC でアクセスしてもリダイレクトされてしまいますが、QR コードなどもページに掲載されていますので、モバイル端末で WebGL 対応しているブラウザ(Android Chrome や iOS8 以降の iPhone Safari)を使ってアクセスしましょう。
ミュージックビデオコンテンツなので、ぜひ音の再生ができる状態で見るのがいいでしょう。ページを開いても勝手に音楽の再生が始まったりはしないので、その点は安心です。
ミュージックビデオが再生され始めると……とは言っても、動画が流れ始めるわけではありません。最初から、WebGL を効果的に使ったインタラクティブなコンテンツとして再生が始まります。
完全に歌詞とリンクしながら、激しく文字やパーティクルが飛び交います。
音楽と、映像の、両者が完全にシンクロしているので、WebGL で動的に生成しているコンテンツなのにあらかじめ撮影された映像作品であるかのように一体感があります。
また、WebGL コンテンツならではという意味では、画面下のところにときおり上のキャプチャ画像のような、ユーザーのアクションを促すインフォメーションが出てくる場面があります。
3D ビューになっている場面の多くが、スワイプやシェイクなど、何かしらのアクションに対応する形になっています。視点をスワイプで動かして、広々とした 3D 空間内を自由に眺めたりすることができるんですね。
これはまさにスマートフォンサイトならではの実装といえますね。
さらに、今回のこのコンテンツ、スマートフォンならではという仕掛けが他にも仕込まれています。最初はキャプチャ画像を用意していたんですが、ある意味ネタバレみたいになってしまうなあと思ったのであえて載せないことにしました。
『スマートフォン専用』とあえて謳っているのはなぜなのか?
コンテンツの再生が進むうちに、思わずなるほどと思わされること請け合いです。ぜひ、ご自身の目で確かめてみてください。
サイトを制作したホムンクルスは、自社のサイトにも WebGL を取り入れるなど、先鋭的な試みが非常に素晴らしいですね。まだまだスマートフォン環境での WebGL 実行は十分に普及しているとは言えない状況ですが、そんななかでスマホ専用サイトを作ってしまうあたりある意味ホムンクルスらしいとも言えるかもしれません。
いろいろな意味でとても刺激的なサイトに仕上がっていますので、ぜひチェックしてみてください。
リンク:
the way down / FACT : Smartphone Music Video
FACT ※ FACT 公式サイト
企画:EPOCH Inc.