まるでお手本のようなシンプルかつ軽快な操作感が心地よい WebGL 製レーシングゲーム!
とてもシンプルで無駄のない丁寧なつくり
今回ご紹介するのは、WebGL を用いたシンプルなレーシングゲームです。
コースの選択や、走破タイムによるランキングなど、ゲームに必要な要素は一通り入っています。あまり派手な演出や多彩なアイテムがあるわけではないのですが、それだけに逆にとてもシンプルで無駄のない作りになっていると思います。
非常に動作も軽快で、ちょっとした時間つぶしにはとてもいいと思いますね。
ゲーム自体はとても簡単
このレースゲーム、難易度はとても低いです。
レースがスタートするとアクセルは常に入りっぱなしになるので、実質的には左右の矢印キーだけを利用して車体を操作していくことになります。
ゲームをスタートするには、まず最初にコースを選択します。
けっこうたくさんの種類があって、驚きました。
プレイヤーの操作できる車体は赤い色をしているので、すぐにわかると思います。
スタート位置は、いわゆるポールポジション、つまり先頭の位置になるようになっているみたいなので、そのあたりは親切設計です。
スタートする再には、信号機部分が光り輝いたように見えるなど、細部にも地味に手が込められています。
コインを集めることになにか意味があるのかわかりませんが、コース内にはコインが置かれていて、触るとどんどん集めることが可能です。
また、コース内にはコインの他にも「オイル溜まり」のようなものがあり、そこに突撃するとスピンしてしまったりもします。
何回かやってみた感じだと、自分でオイルに突っ込んでしまうことはほとんどないんですが、NPC マシンがオイルに突っ込んだ反動で暴走し、自車に突撃してくることが多いです(笑)
コースの端、ガードレールなどに接触するとパーティクルがチラチラと飛び散ったりもします。細かく作りこまれているというより、最低限の演出をしっかり押さえているという感じがしますね。
全体的にローポリゴンなこともあって、影などもしっかりレンダリングしている割にとても軽く、たぶんモバイルでも余裕で動作するのではないかなと思います。
ほんとこのコインなんの意味があるんだろうか……
あまり重厚なつくりではないですが、その代わり WebGL 製のゲームとして必要なものはほぼすべて網羅されているような印象を受けます。
サクッと遊ぶことができて、悪く言えばそれだけのゲームなんですが、個人的にはスマートな実装がされていてとても良いなと思いました。
気になる方はぜひチェックしてみてください。