冥王星に刻まれたハートマークをいち早く WebGL で再現したデモが登場!
冥王星とその衛星を可視化
今回ご紹介するのは、ここ数週間ほどの間にすっかり話題になっている冥王星に関する、WebGL 製のデモンストレーション。
冥王星と言えば、あまりに遠くにあることや、大きさが小さいことなどもあって、太陽系の「惑星」からひとつ下の扱いとなる「準惑星」に格下げになるなど、なにかと話題の多い星。
今回のデモは、そんな冥王星とその衛星であるカロン、そしてそれらの探査のために遥か遠い宇宙を旅する New Horizons という名の探査機、それらを WebGL で可視化しています。
加熱する冥王星報道!
ここ数週間の間に、テレビをはじめとするメディアなどでもかなり大々的に取り上げられている冥王星の話。
一応あまり詳しくない方に簡単に説明すると……
- 冥王星周辺のための探査機 New Horizons が冥王星に接近中
- それにともない様々な事実が今もなお続々と発表されている
ということで、報道も盛り上がっているということのようです。
なかでも話題になっているのが、冥王星の表面には「ハートマーク」の模様があるという新事実。
今回のデモではそんなハートマークもしっかり再現されています。
冥王星は 48 億キロという途方もないほど遠くにあるので、そこまで探査機であるニューホライズンスがたどり着くのに 9 年も掛かったそうです。
また、探査機が取得した各種データが地球まで届くのに、さらに何年も掛かるらしいです……すごいですね。そんな都合もあり、少しずつ、しかし確実に、新事実が次々と明らかになっている、ということみたいです。
今回のデモでは、冥王星(Plute)と、その衛星であるカロン(Charon)、そして探査機ニューホライズンスが描かれています。
それ以外に特筆すべき点は……ないです。たぶん、突貫で作ったんじゃないかしらと勝手に予想してます。
マウスなどで操作できるわけでもなく、かなりシンプルなデモです。
画面の右上のほうにあるメニューを開くと、このデモの作者さんの他の作品なども見ることができるので、WebGL の実装のほうに興味がある人は、そこから様々な作品を見比べてみるといいかもしれませんね。
もともと宇宙や星をテーマにした作品を作ってらっしゃる方のようなので、今回の一連の冥王星報道にも心躍らせたに違いありませんね。
三次元で描画してみると、冥王星とその衛星カロンの大きさの比率などが、とてもよくわかります。写真で見るのとはまたちょっと違った、冥王星の姿をぜひ楽しんでください。
リンク:
The Web Designer Pro ※ WebGL デモ
New Horizons | NASA ※ NASA のニューホライズンスの特設ページ