なにこれスターウォーズの新作か!? 違います、ショッピングサイトの特設デモです(マジです)
どう考えてもがんばりすぎだろ!
今回ご紹介するのは、とある大手小売業者が仕掛けたキャンペーンの特設サイトです。
画像を見てもらえばわかると思いますが、スターウォーズに関連したコンテンツとなっており、どう考えてもガチすぎる仕上がり……とても小売業の企業が提供するサイトには見えません(笑)
スターウォーズという作品の素晴らしさをこれでもかと引き出した良コンテンツでありながら、その仕掛け元は小売業の企業という、なんともミスマッチな今回のサイト。かなり出来はいいので、ご紹介します。
気合い入りすぎてて突っ込み追いつきません
今回のサイトは、本当に公式が作ったコンテンツではないのかと疑いたくなってしまうほど、ボリュームといい完成度といい、高いレベルに達しています。
サイトを開くと、様々な効果音や BGM が豪勢に使われており、ライセンス料高いんだろうなあと思わず邪推が頭をよぎります。
最初からとても綺麗なシーンが出てきて、思わずこの先にどんな展開が待っているのか楽しみになります。
画面の中段下のあたりにあるスライダを左から右へスワイプの要領で動かすと、デモがスタートします。
コンテンツとしては、パーティクルを用いて、映画に登場するキャラクターやマシンを可視化するというもの。見た目はとても綺麗で美しく、またそこに至るまでのプロセスも非常に凝っています。
原則、キャラクターなどの名前を好きなように指定して可視化できるようになっており、もちろん全てのキャラクターを網羅しているというわけではありませんが、主要な登場人物やマシンは用意されているみたいです。
用意されているモデルに関しては、上の画像のように補完されるようになっているので、迷うことなく選択できると思います。
キーボードで直接名前を入力してもいいですし、カーソルキーの上下などを利用して選択する、というような手順でも同様のことができるように作られています。
このあたりの実装は素晴らしいですね。
好みのキャラクターなどが見つかったら、さっそくプレビューさせてみましょう。
パーティクルによるプレビューモードでは、マウスによる一通りの操作が行えるようになっており、好きな角度からパーティクルを眺めることができます。
パーティクルの表現も美しいですし、技術的にもとても素晴らしい仕上がり。
音声データなども使われている場合があり、かなり気合いが入っています。本当にこれ、キャンペーンサイトなんですかと思わず疑ってしまいたくなる完成度です。
しかし、これほんとに小売企業のサイトなんです。
画面の右下の方に、ほんとうに小さく、こちらのショッピングサイトへのリンクが貼られています。
強力なコンテンツを作って販促を狙うというのも、ここまでくるとさすがにびっくりしてしまいます。無論多額のライセンス料が発生しているのでしょうから、相当なチャレンジ精神でこのキャンペーンを行っているんでしょうね。
WebGL の実装として単純に眺めても非常に楽しめるコンテンツです。
このサイトが作られた背景はさておき、ぜひご覧になってみてください。