2016 年始動予定の Google Cardboard に最適化された VR ゲーム Sankhara! ティザーサイトが WebGL 実装でプレオープン中!
かなり本気度が伝わってくるサイト
今回ご紹介するのは、WebGL のゲームというよりも、Google Cardboard 向けに最適化されたとあるゲームの告知サイトです。
現在は、サイトにはゲームをプレイしている様子をキャプチャした動画、そしてこのゲームの簡単な概要が記されているのみです。
しかしトップページには非常に美麗な WebGL 製のデモがあり、プレイ動画の内容もかなり期待できる仕上がりになっています。
VR の世界に挑戦するひとつの形
VR はプラットフォームとなるデバイスから、そこで動作するアプリケーションの開発環境まで、今はまだ圧倒的に確立されたものがなく、群雄割拠という状況なのはみなさんもご存知のとおり。
今回ご紹介するサイトで告知されているゲームは、開発には Unity を、プラットフォームには Google が提供する段ボール製の簡易的な VR として注目を集めた Google Cardboard を想定しているようです。
短い英文での告知があるだけなので詳細はまだわからない部分も多いのですが、Unity、あるいは Google Cardboard といったキーワードが並んでいるのが見て取れます。
このサイトを配信している Tendril という企業は、デザインやアートなどの分野を得意とするデジタルスタジオのようで、これまでにも様々な意欲的な製品を世に送り出してきています。
ゲームというジャンルでも活動をしてきたようですが、このサイトを見る限りはかなり気合いが入っているという感じがしますね。
サイトのトップにある WebGL のデモでは、作品のタイトルと美しいコロナのようなものをまとった惑星が描画されています。
手前には隕石の運河のようなものが映っているのですが、実際にはそれほどたくさんのモデルを描画しているわけではありません。
しかし、それでもパッと見た感じの壮大さや迫力はなかなかいいですね。表現が非常に上手だなと思います。
また、サイト内にはゲームのプレイ動画が置かれており、これを見ると小型の宇宙船に搭乗し戦う、シューティングゲームのような感じのコンテンツのようです。
上の画像では、背景色が同系色なのでわかりにくいと思いますが、画面の中心部分で動画が再生されています。
Google Cardboard をプラットフォームに選択した意図や、その他ゲームの詳細はまだまだ謎な部分も多いですが、2016 年のリリースに向けて、今まさに開発が佳境といったところでしょうか。
これだけ質の高いサイトを早い段階から準備しているわけですから、否でも期待が高まりますね。
また詳細が告知されたら、当サイトでもご紹介できたらと思います。トップに置かれているデモは非常に美しいので、気になる方はぜひチェックしてみてください。