WebGL で作られた輝く太陽の景観が美しい! アメリカのアーティスト Pretty Lights の公式サイト!

doxas : 2015-10-27 13:31:24

グラミー賞にもノミネートされたアーティスト

今回ご紹介するのは、とあるアメリカのアーティストのサイトです。

実は今回、ご紹介するにあたりこのアーティスト、Pretty Lights について調べてみたのですが、この方、とんでもない方ですね。

なんと、その音源はウェブでフリーダウンロードが可能で、もちろん購入するルートもありますが、基本的には誰でも無料で視聴ができるのだそうです。

それでグラミー賞にもノミネートされてしまうなんて……とんでもない鬼才と言っていいんじゃないでしょうか。

サイトもいい意味で尖ってる!

その音楽に対する取り組み方がとてもユニークな Pretty Lights は、Derek Vincent Smith さんというアメリカ人がひとりで活動しているみたいです。

たった一人ですが、芸名のような感じで Pretty Lights と名乗り、活動をしているのでしょうね。

先に書いたとおり、グラミー賞にもノミネートされた経歴を持ち、その音楽活動は Sound Cloud を中心にしたものとなっており、原則全ての曲をフリーダウンロードできるとのこと。これはすごいや。

その音楽活動の奇抜なスタイルと同じように、サイトもかなりエッジの利いた、WebGL によるスタイリッシュなものに仕上がっています。

3D ビュー以外にも、様々なデバイスでアクセスすることを想定してか、画像をベースにした 2D 版も用意されています。

3D 版では、クレジットを見ると three.js の名前を見て取ることができます。サイト全体の雰囲気はローポリゴンを主体にしたものですが、もしかすると three.js の生みの親である Mr.doob 氏が監修しているのかな? ポストエフェクトを結構豪勢に使っていて、なかなかきれいです。

3D 空間上に配置されたビルのモデルが、そのままリンク文字のようにクリックしてページ遷移に使えるようになっていたり、まさに three.js の機能をしっかり使ってサイトが作られていますね。

輝く太陽のブルームが美しいですね。

こちらのサイトはデモサイトというよりも、Pretty Lights の公式サイトという位置づけになっていて、当然見どころはこの 3D ビューだけではありません。

フリーダウンロードが可能な曲の一覧や、彼の活動に関するニュース、その他たくさんの情報を閲覧することができる総合サイトのような感じになっています。

また、画像ではわかりにくいと思いますが、サイト内には再生ボタンがいくつか設置されているので、その場で曲を再生して視聴することも可能です。

アーティストが様々な表現を模索するなかで、ウェブを主体に発信する際の手法のひとつとして、WebGL は少しずつですが地位を確立し始めているのかもしれません。

やはり 3D の景観は迫力がありますし、なにより今まではウェブでは難しかった新しい驚きや楽しさ、力強さなどを表現できるのだと思います。

Pretty Lights の曲が全てフリーダウンロード可能というのは、ある意味では、誰にでも等しく開かれた 3D プラットフォームである WebGL に通じる部分があるような気もします。

ぜひチェックしてみてください。

リンク:

Pretty Lights

Pretty Lights - Wikipedia, the free encyclopedia

ダフト・パンクと並んだ! グラミー賞にノミネートされたビートメイカー「Pretty Lights」、なんとアルバムはフリーダウンロード配信! | All Digital Music

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