短冊状のモデルが吹き荒れる! その圧倒的物量感に胸踊らずにはいられない The Polygon Shredder
吹き荒れる嵐のようなポリゴンシュレッダー
今回ご紹介するのは、まるでシュレッダーで切り裂かれた紙が吹雪のように舞い散る、その名も The Polygon Shredder というデモ作品です。
細かいことは置いといて、とりあえずその物量感に身を委ねるのだ! と思わず言いたくなるほど、圧倒的な物量感と滑らかな軌跡が見事な一作となっています。
大量のオブジェクトをレンダリングしつつも、ライティングやシャドウウィングについてもしっかり行われています。それでこれだけの軽さを実現しているというのは、正直驚きです。
パラメータの変更も可能
今回の作品は、本当にいい意味で、あまり言葉の必要ない作品だと思います。
なんといってもその大量のオブジェクトが一斉に動く様子が、とても圧倒的な迫力を持って見るものに迫ってきます。波打つように美しい曲線を描きながら飛び回る様子も見事ですし、質感も明暗を感じる美しいものになっています。
短冊のような形をした、それこそ名前のとおりシュレッダーによって刻まれた紙切れのようなポリゴンが本作の主役です。
ある程度の大きな流れに乗って飛ぶ様子がなんとも爽快です。
また、シンプルな形状のオブジェクトが描かれている割に、ライティングによる微妙な明暗や影のレンダリングの効果により、シンプルさを補って余りある高い質感を維持できているように思います。
見ているだけで、なんとも言えないとても気持ちの良い印象を受けるのは私が男子だからなんでしょうか……
ちなみに、紙吹雪はマウスカーソルをウィンドウの外に持って行き、動かさずに停止させておくことで、自然と収まって消えていきます。
しかし、ウィンドウ内にカーソルを戻すと途端にそのカーソルの位置を起点に再度浮かび上がってきます。
また、カーソルをただ動かすだけに留まらず、ドラッグ操作によるカメラの移動や、ホイール操作によるズームイン・アウトにも対応してます。
そして、カメラをズームアウトして遠くに持って行くと、シーンを照らしだすあるものが見えます。
なんとそこには、巨大な傘を持つ大きなライトが置かれているんです。
これはなんともインパクトのある表現だなと思いました。まさに、言い方は悪いかもしれませんが切り刻まれた大量の紙屑がライトに照らしだされて一時の輝きを放っているかのようです。
パラメータの調整にも対応しているので、本当にこのデモひとつで結構な時間遊んでいられると思います。描かれているオブジェクトの数を思えば、動作もかなり軽い方だと思いますし、なんとなく、ぼんやりと、このデモを眺めていつの間にか時が過ぎてたなんてことにならないように気をつけてください(笑)
とても気持ちの良いデモなので、みなさんもぜひチェックしてみてください。