フランス人エンジニアが放つ白と黒が織りなすアブストラクトな雰囲気が渋い WebGL デモ!
ふたりのフランス人が描き出す世界
今回ご紹介するのは、フランスのとある二人組のサイトです。
サイトのタイトルには、art & dev とあるので、アート作品と開発とを融合させた様々な表現に挑戦しようとする意志を感じますね。
デモを配置したポートフォリオサイトというよりは、技術情報なども同時に掲載されているブログ形式のサイトとなっており、今後も情報が追加されていくと思うと、とても気になるサイトです。
ブログトップにはサウンドビジュアライズデモが!
今回のブログは、そこに訪れると同時に始まる WebGL のデモがとてもかっこいいですね。
白と黒という単純な配色ながら、動きだけでなく、音による効果もうまく取り入れつつ、目まぐるしいカメラワークで見るものを飽きさせない出来となっています。
サイトのタイトルにもなっている Makio と Floz は人物名か、もしくは愛称のようで、フランス在住のふたりのエンジニアがこのサイトを作っているみたいですね。
最近はフランス製のレベルの高い作品をよく目にします。頻繁にこうして WebGL の作品が個人・法人を問わず生み出されていくというのは素晴らしいです。
日本でも、どんどんいろんな WebGL 実装が発表されるようになってほしいものです。
デモのほうは比較的単調と言えば単調なのですが、その不規則なカメラワークとアニメーションは、見ていても退屈しない不思議な魅力を持っているような気がします。
マウス操作によって視点を動かすこともできるのですが、タイトルロゴの裏側に回ってみると、正面から見たのとは全く違った雰囲気になるのが表現としては珍しいなと感じました。
デモ単体で見てもなかなか楽しいですが、投稿されている記事も、実際に動くデモやコード、画像などがふんだんに使われていて有益な内容になっています。
技術系のブログとしては、そのビジュアルへのこだわりの高さが素晴らしいですね。
私なんかの場合は、あんまりデザインセンスもありませんし、なかなかカッコよくしたくてもできないのですが、このサイトは技術情報とアーティストとしてのカッコよさと、同時に持ち合わせている感じがしてちょっとうらやましく思いました。
three.js を利用した技術解説なども掲載されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。