最新作もアナウンスされたあの FPS の名作初代 DOOM を WebGL で再現した WebGL DOOM!
懐かしの風景が蘇る
今回ご紹介するのは、WebGL で FPS の名作ゲーム DOOM を再現したゲーム作品です。
懐かしの風景とか書いてしまいましたが、正直に言うと私は DOOM で遊んだことがなく、実は思い出らしい思い出はなにもないのですが、それでもこの作品がとても歴史のある名作として語り継がれていることくらいは知っています。
残念ながら自分の思い出に照らし合わせて詳しく解説することはできないのですが、ご紹介しようと思います。
未完成なのが惜しまれる出来
今回のプロジェクトは、DOOM のソースコードから WebGL で完全な状態に復元することをおそらく目的にしていたものと思われますが、残念ながら現在は更新はされていないようです。
また、ちょっと詳しいことはわからないのですが、オリジナルの DOOM のソースコードってオープンソースになっているんですね……id software は本当にすごいなあと感じました。他のエディションでもオープンソースになっているものあるみたいで、本当にゲーム界に対する貢献がすごい!
私自身は、FPS とか TPS のような、WASD キーを使った操作が本当に苦手でして、かつそういったゲームの定石がわからないので、操作に関しては詳しい説明ができません。
ただ、実際にプレイしてみるとかなり再現率は高いのではないかなと感じる仕上がりです。
デバッグ用の文字が画面に出てしまっていますが、いかにも開発中ですという感じですね。
この WebGL 化のプロジェクト自体は結構早い段階から立ち上がっていたみたいですが、サイトを拝見する限りはすでに更新が止まってしまっているように見えます。
しかしサイトに貼られているリンクを見ると、複数のステージから選択できるようになっていますし、ソースコードから WebGL へと移植する作業はある程度進んでいたことが想像できます。
ちなみに、このオリジナルとなったソースコードが公開されたのは 1997 年のことらしいので、とても長い時間が経過しているのだなあと感じます。
DOOM を DOS 版で遊んでた! という経験があるのって、どのくらいの世代の人なのでしょう。私は正直なところ、PC にまともに触れたのが 20 代も後半に入ってからだったので、あまり古いコンピュータの知識となるとまったくわかりません……当時は XP が安定稼働していたころだったような気がする。
昔懐かしい雰囲気もさることながら、こうして名作を復刻させようとする活動は素晴らしいですね。ただ、頓挫してしまった感じがするのはちょっと残念です。
移植作業がどのくらいの大変さなのかは、想像するだけで身震いしてしまいます。しかしせっかく WebGL で動くところまでは行っていますので、広く知ってもらえたらと思いご紹介しました。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
リンク:
WebGL Doom - This is not a Doom port, this is just a tribute =P