ゲームとしての完成度が高く描画モードの変更などもできる roTopo が面白い!

doxas : 2016-08-20 13:25:52

立体的であることを活かしたゲーム性

今回ご紹介するのは、WebGL 製のミニゲームコンテンツです。

ミニゲーム、と書きましたが、ゲームのデキはかなりいいです。パッと見た印象は非常に簡素な感じに見えると思いますが、サウンドやカスタマイズできる各種メニュー、そして全体的に統一感のあるデザインなど、実際にプレイしてみるとかなりしっかり作られているのがわかるでしょう。

なかなか WebGL で本格的なゲームを作るのは大変ですが、これはとてもよくできています。

シンプルだけどちょっと難しい

今回のゲーム、ルールは非常に簡単です。

カーソルキーか、あるいは WASD のキーを使って主人公を方向転換させながら、フィールドの最後のマスを目指します。

この時に、全てのマスをしっかりと踏みしめてゴール地点へと向かいます。

厳密には、ゴール地点がどこ、というふうに決まっているわけではなくて、すべてのマス目を通過することができれば、そのステージがクリアになるというルールですね。

最初は平坦な単なる道でしかないステージですが、進めていくうちにステージが立体になります。クリアした際には、そのとき踏破したステージのミニチュアを、主人公が掲げるような演出があります。

三次元空間をタイミングよく歩いて行くためには、空間把握能力が必要になりますね。最初のうちこそ簡単ですが、徐々にフィールドは広大になり、だんだんと難易度が上がっていきます。

ゲームの進行は基本的にはどんどん自動で進んでいってしまうので、プレイヤーが任意のタイミングで進行をストップすることができるような仕組みもあります。

スペースキーを押せば、どんなタイミングでも進行を止めることができるようなので、気持ちが途切れたときや、急な電話が掛かってきても安心です(笑)

この、一時停止状態の画面には様々なカスタマイズのためのメニューが出てきます。

ステージ構成をシャッフルしたりするゲームに直接関連したものもあれば、アンチエイリアスの掛かり具合を変更したり、サウンドのオン・オフを切り替えたりといった、環境によって使い分け出来そうなメニューもあります。

ほんと、全体の雰囲気はとてもシンプルなはずなのに、メニューやゲームの画面が気持ち良いほどしっかりとデザインされていて、ストレスなく、楽しむことができますね。

ゲームは歩くのに掛かった時間などによってスコアが変動するようになっており、それなりにやり込もうと思えば、かなりいろいろなことを考えながらプレイする必要があります。

キャプチャ画像では、どの画像もかなりシンプルなステージばかり(序盤)ですが、ステージをどんどん進めていくと、徐々にカオスなステージが目立つようになります。

迷路のように入り組んでいる通路は、一度通過するとその場所の床が消えてしまうので、もくもくと進めばいいというものでもなく、ゲーム性もしっかりと考えられているなと感じさせられます。

見た目も、そしてゲーム性も、非常にレベルが高い WebGL コンテンツだと思いました。

ぜひチェックしてみてください。

リンク:

roTopo

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