美しいマップが世界を彩る！ 大型ゲームタイトル Ghost Recon 最新作ティザーサイト！

2017 年 3 月発売の最新タイトル

今回ご紹介するのは、Ghost Recon シリーズの最新作、Wildlands のティザーサイトです。

私自身はほとんどゲームをプレイすることがなく、また FPS や TPS などのアクションシューティングが上手に操作できないので、この手のゲームにはとんと縁が無いのですが、しかし今回のティザーサイトは WebGL を使った非常にクオリティの高い出来栄えとなっており、ゲーム内容がまったくわからなくても一見の価値があります。

サイト自体がちょっとしたゲームのような内容となっており、小さなミッションをクリアしていくというスタイルになっています。

なお、日本語用のサイトもちゃんと用意されていますが、あまりにクソダサすぎだったので英語版でキャプチャ撮りました（笑）

ドローンなどの偵察機器を駆使して情報収集！

今回のサイトはゲームのテーマに合わせてコンテンツが作り込まれており、ビジュアルだけでなく、ゲームの世界観や設定をかなり細かく感じ取ることができるようになっています。

まず画面に表示される地形に思わず目を引かれるかと思いますが、これらはすべて WebGL で描画されるリアルタイムな CG によって描かれる映像です。

山並みの小さな凹凸などは全てテクスチャによって描かれているだけですが、おおまかな、山の起伏などは全て 3D ですね。ですからすごく立体感のあるビューとしてブラウザ上で見ることができます。

画面の右下に小さなウィンドウのようなものが表示され、そこにドローンのシンボルが描かれているのがわかりますでしょうか。

状況によって様々にミッションの内容は変化していくのですが、ドローンを使って戦場を偵察したり、あるいは音声を盗聴したりしながら、サイト上で少しずつ実績を解除していきます。

大まかに 5 段階のフェーズがあり、上の画像にあるように赤いアイコンが出てきたときには、ミニゲーム風の実績解除イベントが起こる感じですね。

赤いアイコン以外の部分も、任意のタイミングで現地の映像を見るというかたちで、閲覧ができます。

WebGL で描き出される土地は結構広い範囲になっており、また、テクスチャがかなりリッチに書き込まれているものを使っているため、すごく高品質なシーンに見えますね。

雪山のような場所、水が溜まっている池など、まるで高品質なプリレンダリングムービーを見ているような気持ちになります。テクスチャの効果ってすごいなあとあらためて気づかせてくれますね。

また、風景は単にテクスチャが高品質というだけでなく、時間の経過による昼夜反転にも注目です。

夕焼けのような薄暗い時間帯や、完全な夜、あるいは逆に日中など、それぞれの時間帯に応じたシェーディングが施される様子はほんとにすごいです。

また、夜はマップ上に見える車のヘッドライトの光の様子が見えるなど、よく観察してみると初めてわかるような細かい部分へのこだわりもたくさん仕込まれています。

複数のマップモードを切り替えることができたりするなど、本当に画面のいたるところに、様々な工夫が凝らされています。

今回のゲームの制作を行っている Ubisoft といえば、先日 For Honor のサイトで度肝を抜かれたばかりなのですが……

今回のサイトも一般的には見られないような、非常に高品質なレンダリングと充実のコンテンツ量で、圧倒的なリアリティのあるサイトに仕上がっています。

いわゆるプロモーション系の WebGL サイトでは、より多くの人に見てもらう必要があるなどの理由から、パフォーマンスを優先したり、あるいはモバイルでの閲覧に最適化させたりといった試みが行われる場合が多いでしょう。

しかし今回のサイトも含め、ゲーム系のティザーサイトにはそういった遠慮は不要！ という空気感があります。

そもそもハイエンドなマシンを持っているユーザーが購入者に想定されていたりすると、こういったある意味「無茶な品質」でさえも、許容されてしまいます。

WebGL が少しでも多くのサイトで手軽に利用されること……それはそれでとても素晴らしいことですが、今回のサイトのようにクオリティにステータスを全振りしているようなサイトもまた、とても楽しく素晴らしいものだなと感じました。

ぜひチェックしてみてください。

リンク：

Ghost Recon Wildlands - A World With No Heroes

※上記リンクは英語ですが、途中でメニューから日本語版のページを選択することもできます。