魔法のアドベントカレンダーという不思議なテーマの物語を体験できるドイツのウェブサイト

doxas : 2017-02-27 13:53:59

不思議な絵本風のビジュアルが素晴らしい一作

今回ご紹介するのは、昨年から公開されていたサイトのようなのですが、当サイトではちょっとめずらしいドイツのウェブサイトです。

文章が全てドイツ語なのでちょっと詳しいことまでわからなかったのですが、どうやら「オーディオブック」という、聴く絵本、とでも言えばいいのでしょうか。そんな作品のデータを配信しているサイトみたいです。

昨年の年末に、このオーディオブックが無償で公開及びダウンロード可能となったときに作られた特設サイトなのだと思うのですが、とにかく非常にセンス良く作られており、作品についての予備知識が無くても、単純にそのビジュアルを楽しむことができるウェブサイトとなっています。

インタラクティブに進めていく絵本風コンテンツ

今回のサイトでは、ドイツ語で朗読される物語を聴きながら、絵本の挿絵のような WebGL で描かれるシーンを閲覧できます。

テーマとなっている作品のタイトルが、直訳すると「魔法のアドベントカレンダー」となるようで、どうやら主人公の男の子が、様々な人達とふれあいながら魔法のアドベントカレンダーをひとつひとつ開放していく、そんな物語みたいですね。

ウェブサイトに訪れると、最初にまず立体的なシーンで描かれる、主人公の部屋が現れます。

主人公の少年は Jonas という名前で、たぶん発音的には「ヨナス」となるんでしょうが、英語読みすればジョナスですね。

ジョナスの部屋には、いろいろなポスターが貼ってあったり、ギターやラジオが置いてあったり、少し時代背景的には古い印象の部屋になっています。

マウスで自由にドラッグ操作しながら視点移動ができる他、どうやらモバイル VR モードにも対応しているみたいです。

部屋の中にある机の上には、魔法のアドベントカレンダーが置いてあり、これをクリックすれば連番の振られたカードのようなものが飛び出してきます。

今回のサイトではそれらがひとつひとつのエピソードと紐付いており、どれかを選択してやるとさらに物語が進んでいくようになっています。

物語がスタートすると、画面遷移のあと、ドイツ語で朗読されるオーディオブックと、それに合わせたまるで絵本のワンシーンのようなイラストが出てきます。

静止画ではわからないと思いますが、この絵本のようなシーンも WebGL で半立体的な配置が行われていて、マウスカーソルを動かしたりすれば人物や背景がリアルタイムに動きます。

そしてクリックできる箇所を見つけてインタラクティブに操作を加えてやると、シーンに何かしらの変化がおこる仕掛けもあります。木こりの男性が木を切り倒したり、あるいは前のエピソードで入手しておいた食べ物を犬に与えたり……

まさに物語のワンシーンに自分自身が干渉していくかのような、そんなロールプレイングを楽しむことができるんですね。

オーディオブックの音声データは、全て SoundCloud 上にアップロードされており、無償で聴くことができます。

ただ当たり前なのですが全編ドイツ語なので、正直なにを言っているのか全くわからなかったです(笑)

個人的には、今回のような取り組みのその面白さや有意義さが印象的でした。音声は音声として、言葉がわからないながらもゆっくりと子供でもわかるように朗読している雰囲気は伝わってきますし、ブラウザ上でビジュアルを担保することによって見た目の面白さも実現しているというのが素晴らしいです。

さらにそこに操作を加えながら、控えめなアニメーションで物語に色を塗っていくような感じで、リアルタイム性やインタラクティブ性にも優れており、とても感心しました。

なかなか見られないタイプの WebGL 作品だとは思うのですが、非常に興味深い事例だと思います。

ぜひチェックしてみてください。

リンク:

Telekom - Der magische Adventskalender

share

follow us in feedly

search

search

sponsor

social