インターネットリテラシをゲームでおさらい! Google 公式 WebGL コンテンツはさすがの超品質!
ボリューム感満点の力作!
今回ご紹介するのは Google が公式に提供しているウェブコンテンツで、その高いクオリティはさすがとしか言いようのない、素晴らしい一作です。
簡単に言うと、いわゆる「インターネットに関するリテラシー」をテーマにしたミニゲームがメインコンテンツで、ビジュアルだけでなく内容についても抜かりなく、全てにおいて高い完成度となっています。
実質、現代のウェブを制覇している Google という巨人が本気を出すと、こうなっちゃうんですね……
本当にすごいです。
生き生きとしたキャラクターたちが魅力的
今回のコンテンツは、ユーザー自身の代役である青い色をした主人公キャラクターと、悪役となる数体のキャラクターなど、多数の NPC が登場するゲーム風のコンテンツで、イントロ部分からもう雰囲気満点です。
まるでコンシューマゲームタイトル……と言ってしまってはちょっと大袈裟ですが、非常に丁寧に作ってある印象の WebGL による CG は、とても雰囲気がいいですね。
個人的には、キャラクターたちの生き生きとした動き、そして色合いを考え抜かれた風景のレンダリングの美しさに目を奪われました。
ゲームの内容も素晴らしいのですが、まずはその世界観にアッと驚かされることでしょう。
ゲームは4つの空飛ぶ島を舞台に、インターネットリテラシーに関するミニゲームによって構成されています。
島のテーマカラーが、Google のテーマカラーである4つの色に塗り分けされていて、全体的な色彩バランスが非常にキレイですね。
ミニゲームの内容はと言うと、クイズ形式になっているものや、パズル形式になっているものなど、それぞれの島ごとに内容がまったく違ったものになっていて、プレイヤーを飽きさせません。
たとえば、黄色い色がテーマの島では、パスワードに関連したゲーム内容を楽しめます。
カーソルキーを使いながら、パスワードを構成するアルファベットや記号を障害物を避けながらゲットしていく、というアクションゲームっぽい内容ですね。
上の画像を見るとわかるとおり、この黄色がテーマの島では、小文字のアルファベットと大文字のアルファベット、そして数字や記号といった文字を組み合わせて、強固なパスワードを生成するプロセスについて学ぶことができます。
各島では、こんな感じでなにかしらのテーマに基づいたゲームが展開されており、それぞれに、内容が違います。
ここではそれらの全てを解説はしませんが……
とにかくそれぞれの島の風景などのビジュアル、そしてゲームの内容が、いずれも非常に高い完成度になっています。
私は思わずほとんど全部プレイしてしまいました……
反射板を使ってコンテンツをシェアするユーザーを限定するというテーマのミニゲーム。
とにかくその圧倒的なビジュアルにまずは驚かされます。
色使いも、ただ無難に色を組み合わせただけというわけではなく、かなり精密に計算されたものであることがうかがえる、とても美しい風景ばかりで本当にすごいですね。ふんわりした BGM とも相まって、全体的な雰囲気に思わず夢中にさせられてしまいます。
世界的な規模で見ても、こういった純粋に質の高いコンテンツを WebGL で提供するというのは、誰にでもできることではないように思います。そのあたりは、さすがは Google といった感じ。
サーバからのレスポンスも本当にストレスが無くてすごいです。
いろいろな意味で、ある種 WebGL の最高峰といっても過言ではないでしょう。
ぜひチェックしてみてください。