火星への有人探査が成功した暁には…… 火星に立てる旗をテーマにしたイベントのウェブサイト
デンマークで行われるイベントのサイト
今回ご紹介するのは、デンマークで行われるちょっと変わったイベントのウェブサイトで、赤いテーマカラーがなかなかドギツい特徴的なページです。
画面の中央に旗が何本か立てられているのですが、これは火星への有人探査が実現した際に、人類到達の証として立てられる旗をイメージしているみたいです。
なにか、これが NASA などのガチの宇宙開発と関係あるという感じではなく、おそらくアートイベントの一種だとは思うのですが、なかなか個性的なサイトに仕上がっていますので、ご紹介しようと思います。
強烈な Z ファイティングがちょっとおもしろい
今回のサイトでは、火星の有人探査の際に人類の総意として立てられる旗をデザインするという試みがなされています。
というよりも、むしろ実際にデンマークのとあるイベント会場で実際に開催されるアートイベントの、その特設サイト上にも旗を再現しているという形みたいですね。
赤い派手な背景と、黒く大きめの文字で組み上げられたレイアウトは、ややもすると強烈な主張を想起させるようなデザインかなとは思いますが、あくまでも火星のイメージカラーとして赤を使っているのだと思います。
このイベントに参加しているのは全部で 7 人のアーティストで、それぞれに、なかなか独創的な印象の旗をデザインしています。
それぞれの旗の柄に対する簡単な注釈も見ることができるのですが、なにやら若干思想的な要素の強いデザインもあれば、ソーラーパネルといった科学的な技術を連想させるようなデザインもあります。
デンマークのリアルなイベント会場でこれらの旗に関するより詳細な説明があったりするのかもしれませんが、サイト上では結構シンプルな文章で表現されています。
サイト全体のボリュームもそれほど大きいわけではなく、結構シンプルな作りです。
旗が風にたなびくような動きをするのはおおよそどのシーンでも同じなのですが……
トップページの部分で、画面の下のほうを流れているアーティストの名前にカーソルをホバーさせると、シーン中央の 7 本の旗のうち、対象のアーティストのものを除いた他の 6 本が風の影響を受けなくなるような演出があります。
このとき、風の影響がなくなって旗が下に垂れ下がったようになるのですが、このときものすごい Z ファイティングが起こっていて、これは果たして意図したものなのかどうか……ちょっと気になります。
純粋にバグだとしたら、気が付かなかったのかなとも思いますし、いやいっそのことこれはなにか意図のある演出なのだとしたら、まあなんというか、不思議な演出だなと思いますね…… (十中八九バグだと思いますけどw)
風が止まると旗がめっちゃガビガビしますw
サイトをパッと見たときの印象と、旗というテーマとが相まって、なにやら強烈な思想や個性を感じさせるような雰囲気が漂っていますが、特に危ないサイトということでもなく単にちょっと尖ったアートイベントの特設サイト、ということなんだと思います。(違ったらすまん……)
個人的には、先程書いたとおりで激しい Z ファイティングがなんかわからんけど妙に気になってしまって、思わず紹介してしまいました。
普通に風にたなびくような旗の動きは面白いですし、風が当たっている間は美しく流れるように動いています。風がなくなったときだけ、ちょっと悲しい動きになってしまっているのですが、これはこれで、なかなかおもしろい演出のようにも思えます。狙ったものでは、ないのかもしれませんが……
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。