シェーダ芸人たちの聖地 Shadertoy にインスパイアされたオンラインシェーダ共有サイト Shaderoo が面白い

doxas : 2018-07-11 13:12:46

独自に拡張されたシェーダエディタ

今回ご紹介するのは、シェーダ芸人たちの聖地 Shadertoy に強く影響を受けながらも、独自の機能などを追加したオンラインシェーダ共有サイト Shaderoo です。

こちらのサイトは、@flockaroo さんが Shadertoy に強く影響を受けて作ったサイトのようで、変数名などもかなり互換性が高い感じになっていますね。

投稿されている作品は、そのほとんどが flockaroo さん自身の手によるものなのですが、これがまた実によくできた作品ばかりでとても刺激的です。Shadertoy の変数名やその意味が把握できている人であれば、ほとんど同じような感覚でソースを読むことができると思います。

OSC に対応するなど独自の拡張が加えられている

今回のサイトは、Shadertoy を信奉するひとからすると、一見まがい物というか妙なパクリサイトみたいに見えるかもしれません。

ただ、作者の flockaroo さんは恐らく、Shadertoy では実現できない機能を独自に追加したものを作りたかっただけなのだと思います。なにか Shadertoy を模倣して利を得ようみたいな雰囲気は、少なくとも私自身は感じませんでした。

では Shedertoy とはどのような部分が異なっているのかというと……

見た感じ、表面的な挙動はほとんど同じですね。使い方も非常に似通っていて、Shadertoy っぽい感じです。

特徴的なのは OSC(Open Sound Control)というプロトコルに対応しているようで、これを用いて VJ などに対応できるようにしているみたいです。

さらには、どうやら OBJ ファイルを出力する機能もあるみたいで、このあたりはかなり独特ですね……

高品質で独特な動画のリアルタイムフィルタ処理が本当にすごい!

この記事を執筆している時点で、投稿されている作品の数は 40 個ほど。

その多くが flockaroo さん自身の手によるもので、映像をリアルタイムにシェーダで加工するタイプのものから、ジオメトリっぽいものを組み上げているものまで、いろいろありますね。

コードでジオメトリの構造をポリゴンレベルで記述することができるようになっているみたいで、それを OBJ で吐き出してローカルにダウンロードすることができたりするのはちょっとおもしろいですね。

あとは単純に flockaroo さんのコードがすごい……

「こんなの Shadertoy のパクリやん!」って言ってしまうのは簡単ですが、個人的には様々な工夫や拡張が施された独自の実装に、単純に感心させられました。

WebGL 2 前提で設計されていたり、Shadertoy にあるいくつかの機能が未実装だったり、細かいところまで見ていくと Shadertoy と似てはいるけど内部的には結構異なる部分も多いことがわかります。

悪意を持ってインタフェースを似せているわけではないと思いますので、個人的には、このようなサイトを作って自分なりに作品を世に送り出していく姿勢を応援したいと感じました。

また、掲載作品がとにかく高品質なものばかりなので、それも純粋にシェーダの勉強になります。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

リンク:

Shaderoo

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