フランスのデモパーティ VIP 2018 で公開された WebGL 製デモ作品 From Brain With Love が面白い

doxas : 2018-07-26 14:17:11

エッジレンダリングで雰囲気良く

今回ご紹介するのは、フランスで行われたデモパーティ VIP 2018 に出展されたデモ作品、From Brain With Love です。

こちらの作品は three.js ベースで作られており、Combined demo compo の部門で見事1位を獲得。あまり規模の大きなデモパーティでは無いみたいなのですが、それでも1位獲得は素晴らしいですよね。

実際に動作する作品は WebGL 製なのでもちろんブラウザで、オンラインでいつでも閲覧できるようになっています。

エッジを際立たせた独特の線画風なビジュアルがとってもかっこいいです。

カメラワークやストーリーづくりが素晴らしい

今回の作品はデモパーティに出展された作品なので、基本的には再生される音楽と、それに連動してアニメーションするグラフィックスを眺める形になります。

今回の作品において、ビジュアル的に突出した特徴は線画のようなエッジラインの描画でしょう。

まるで等高線のようにも見えるライン描画をベースにした絵作りが、シンプルながらとてもクールな印象になっていると思いました。

普通にシェーディングで陰影を付けるのとは違い、あまり明暗が強調された感じにはなっていないのですが、その分、ラインとポリゴンとのコントラストが面白いですよね。

しかしこの作品の醍醐味は、このビジュアルだけではありません。

実際に動く様子を見てみれば一目瞭然かもしれませんが、この作品に限らず、デモ作品というのは音楽とグラフィックスの親和性や一体感も非常に重要な要素になります。

この作品では、音楽に合わせてカメラワークやシーン内に加えられる演出の内容が変化していくのですが、その場面転換というか、シーンの雰囲気の変わる瞬間の迫力が見事ですね。

雨が激しく降るような演出が出てきた際には、雨が葉にぶつかって弾けているような白い飛沫のパーティクルも描かれます。

風でたなびくように雨が斜めに降り注いできたり、地面に生えている草がざわめいたり……

シーン内に描かれるオブジェクトの「種類」はそれほど多くないにもかかわらず、印象が次々と変化していく様子に思わず目を奪われるのではないでしょうか。

カメラワーク、視野角の広さを変えたディストーションなど、カメラに関連した画作りもいい感じです。

今回の作品はデモとして閲覧するだけで終わらない、最後まで閲覧したひとだけが楽しめるインタラクティブモードもこっそり用意されています。

デモの再生が最後まで終わると、おもむろに dat.gui のメニューが画面の右上に出てくるので、作品内で使われているパラメータなどを調整しつつインタラクティブに楽しむことができます。

サウンドとの親和性なども含めて、非常に上手にまとめられていると思います。

ぜひチェックしてみてください。

リンク:

From Brain With Love

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