Dell のゲーミングモデルのために作られたミニゲーム付きの特設サイトがおもしろスゴイ!
本格的なミニゲームもプレイ可能
今回ご紹介するのは、パソコンなどのデジタル製品でお馴染みの、Dell のウェブサイトです。
今回のサイトは G5 15 Gaming Laptop のために作られた特設サイトなのだと思うのですが、機器の特徴を紹介しつつ、ミニゲームも楽しめるサイトとなっています。
というより、どちらかというとむしろミニゲームがメインという感じもします。
迫力とスリルのあるミニゲームを楽しもう
今回のサイトでは、なんと言ってもミニゲームがよくできています。
全部で4つのステージが設けられたゲームで、一応オンラインのライキング機能なども備わっており、世界中でゲームをプレイした人たちのスコアなんかも見ることができます。
ゲームはマウスでのコントロールができる他、キーボード操作、さらにはウェブカメラを利用した人の顔認識を使ったものと、多彩な遊び方ができるようになっています。
結構素早い操作を求められるので、個人的にはマウスが一番操作しやすいかなと思いました。
ご覧のとおり、ミニゲームは結構本格的な作りです。
近未来的な、ところどころが光るトンネルのような空間を奥へ奥へと飛んでいくような、そんな内容です。
プレイヤーは画面上に表示される光るボールを操り、リング状になっているポイントを通過しながらスコアを伸ばしていきます。
リング状のポイントをうまく潜ると、ボールの移動速度とスコアに掛かる倍率が増えるような感じです。速度が上がってくるとなかなかシビアな操作を求められます。
ステージは全部で4つ用意されているのですが、ゲームの内容としては基本的に同じです。
ただコースがカーブするようになったり、フォグが掛かって遠くが見通しにくくなったりはするようで、微妙にステージごとに違いがあります。
全体としては同じ操作を繰り返す感じなのがちょっと残念。もう一捻り、なにか工夫があったら面白かったかもしれません。
またすべてのステージをクリアしたからと言ってなにか特典があるわけではなさそうなので、ゲームの完成度は WebGL 作品としては非常に高いものの、ちょっとした時間で軽く遊べる、そんなミニゲームという感じで考えるといいかもしれません。
リングをくぐった瞬間の青く光る演出もカッコいい!
WebGL の技術的な部分に注目すると、シーン全体の質感というか、フォグやブルームを使った「光る演出」が良いですね。
なんというかありがちな演出方法ではあると思うのですが、やはり光の演出がキレイだと、シーン全体の雰囲気もグッと良くなる感じがします。
個人的には、パワーアップした瞬間にはライトの雰囲気が(光源の位置が手前になるので)ガラリと変わった感じになったり、プレイヤーが操作するボール自体が光源になることで、複雑な陰影がシーンに投影されるのがすごく丁寧でいいなと思いました。
Dell とゲーミングモデルという組み合わせでは、エイリアンウェアがすごく有名ですが、今回のサイトのようにミニゲームと組み合わさって本格的に WebGL を使って作られているケースは珍しいような気がします。
ゲームの内容は結構シンプルではありますが、これを Web 上で体験できるというのはなかなか驚きが大きいのではないでしょうか。
個人的には、目新しさはあまりないけれど本当に丁寧に作り込まれた実装、という印象が強かった今回のサイト。
なかなか面白いミニゲームも楽しめますので、ぜひチェックしてみてください。