約 3500 もの惑星を巡る遥かな旅路…… NASA のデータを利用した Exoplanet Explorer がスゴイ
壮大で膨大な太陽系外惑星群
今回ご紹介するのは、宇宙をテーマにした WebGL 作品です。
Exoplanet Explorer と名付けられた今回の作品は、その名が示すとおり、我々の暮らす地球が属する太陽系の、その外側にある惑星を知ることができるコンテンツです。
NASA のデータを使っているということですが、2017 年までに発見された 3550 個の太陽系外惑星を見ることができます。
宇宙の浪漫に浸ってみる
今回のコンテンツは、宇宙をかなり大きなスケールで見ることができますが、宇宙をテーマにした表現としてよく見られるパーティクルを大量に飛ばす系の実装ではありません。
天の川銀河などを模したグラフィックスが出てくる場面もあるのですが、パーティクルと言うよりは、リアリティのあるテクスチャを使った表現がなされており、動きよりも質感に寄った表現がされていると言えるでしょう。
とても壮大な宇宙の姿を感じることができるのではないでしょうか。
サイトがロードされた直後からの、最初のイントロ演出の部分が上の画像です。
こちらはメッセージなどが自動で切り替わっていく映像表現風のイントロですね。マウスカーソルの位置でインタラクティブに操作できますが、あくまでもカメラの視点が変化する感じで、グリグリ動かして観察するというような感じではありません。
一方で、個々の惑星たちを見ていくエクスプローラモードになると、今度はかなり細かいところまで観察できるように、マウスで干渉するコントロールの方法も変わります。
今回のサイトのテーマは惑星なので、恒星からどのように光が当たっているのかなど、かなり工夫して実装されているのがわかると思います。
こちらのサイトでは、NASA の正式なデータを参照しているようですが、どのように惑星の表面の質感などを決めているのでしょうね……
順番にいくつか見ていくと、それぞれ外見的な特徴が異なるものが多くあるので、なにかしらの基準はありそうですが……いずれにしても、かなり質感が高く、キレイなレンダリングになっていると思います。
NASA が太陽系外惑星を調査するのは、いずれ、地球から移住することまでを見据えた取り組みの一環なのだそうですね……
なんだか、とても壮大ですが、とても夢のある話です。
WebGL の実装もそうですが、その膨大なデータにも驚かされる、そんなコンテンツになっていると思います。
ぜひチェックしてみてください。