ミュージックイベントの開催に合わせて公開されたポスタージェネレータでオリジナルのポスターを作ってみよう
かなり大規模な音楽の祭典
今回ご紹介するのは、フランスで開催される大規模な音楽のフェス・イベント Nördik Impakt の関連サイトです。
こちらのイベントの公式サイトには、トップページにも WebGL のサウンドビジュアライザが置かれているのですが、それとほぼ同じ実装を使ったポスタージェネレータが用意されており、今回はそちらをご紹介します。
参加するアーティストの人数を見る限り、かなり大規模なイベントのようですね。
まるでシャッターを切るように時間を止める
今回のサイトでは、モノクロを基調にした背景に、3D のオブジェクトを配置するという形でポスターを作成することができます。
このポスターが街なかに貼り出されるとかそういうものでは無いようですが、ウェブ上には保存されるようになっているみたいで、現在でも既にかなりの数の作品が置かれています。
ジェネレータは、まず最初に背景を黒にするか白にするかの選択から始まります。
全体的にフランス語なので、文章を翻訳機能を使わずに理解するのは結構むずかしい場合が多いと思うのですが、ほぼ雰囲気だけで操作していても問題ないほどに、かなりシンプルなインタフェースになっています。
背景の色を選択したら、次は楽曲に合わせて背景が動的に変化する模様の選択です。
ここではいくつかの楽曲が選択肢として表示されていますが、最終的には、画面の右下にある一時停止ボタンを押してシーンをビタッと止めてやる必要があります。
激しい曲調のほうが、崩れたレイアウトっぽくなりやすい感じですが、最終的には一枚絵を決める必要があるわけですね。
次のステップでは、画面内に 3D オブジェクトが出てきます。
こちらはスライダーで形や質感が変化させられます。色を変えてみたり、凹凸を調整してみたり、あるいはテクスチャの歪みを設定したり……という感じで自由にカスタマイズできます。
こちらのシーンも絶えずアニメーションし続けていますが、最終的にはやはり一時停止ボタンを使ってシーンの時間を停止させてやる必要があります。
自分が最もしっくりくる瞬間を狙って、停止ボタンを押しましょう。
ここまでくるとポスターが完成ということになります。
公開されている作品の数がすごい!
世界中のどこかでたくさんの人がこのポスタージェネレータを使い、数えきれないほどの作品がこうして実際に集まっていて、なんだかそれだけでもウェブのちからというのは本当にすごいなとあらためて考えさせられます。
掲載されている作品たちは、同じジェネレータを使ったものでも結構バリエーション豊かな仕上がりになっていて、実際にポスターを自分で作っているときは「これじゃあみんな似たような見た目になるんじゃないかな?」と思っていたのですが、結構個性がありますね。
サイト全体の雰囲気も、なんとなく(いろんな意味で)フランスっぽい感じで、なんともオシャレです。
気になる方はぜひチェックしてみてください。