Sony Pictures 公式の AR コンテンツ! WebGL とモバイル端末を使ってあなたのお家にもスパイダーマンが降臨!?
最新端末でなくても楽しめる不思議!
今回ご紹介するのは、ソニー・ピクチャーズの公式のウェブサイトで、スパイダーマンをテーマにしたモバイル向けのウェブサイトです。
PC でアクセスすると、この記事のトップ画像のようにモバイル端末じゃないとだめですよっていう画面が出ます。まあそれを記事のトップ画像として使うのもどうかと思いますけど……(笑)
要するに、スマートフォンやタブレットなどの端末で、なおかつカメラへのアクセスを許可する必要があるので、実行環境としては結構制限が多いです。
しかし、最新の AR 対応ハイエンドスマートフォンでなくても、AR を擬似的に楽しむことができる非常に面白いサイトになっています。
QR コードも用意したのでぜひチャレンジしてみてほしい
今回のサイトは、AR を謳ってはいますが、一部の新しいスマートフォンで実現できるような、限定的な機能を使っているものではありません。
どういう仕組みなのかは細かくはわからないですが、恐らく画像認識とジャイロセンサーを組み合わせたものだと思います。
まず最初にサイトにアクセスすると、モバイル端末であれば蜘蛛のマークのロード画面が出てきます。
このスプレーで描かれたような蜘蛛のマークが出たり消えたりしている間は、ロードが進行中という状態です。
また、カメラへのアクセスを許可してあげないと、今回のコンテンツは実行できないので、そのあたりにも注意してください。ちなみに、このスクリーンショットは Android の 3 ~ 4 年前の世代の端末で撮ってます。
そこまでスペックは求められないようですが、最低でも、WebGL が有効にできる端末でないとだめです。
ロードが終わると、おもむろに床をタップしろみたいなアイコンが出てきます。
とりあえず単身赴任も今年の夏に終わってしまいましたし、カメラに危険なもの(?)が映り込むことを避けるため、部屋の床ではなくデスクの上をタップしてみました。
すると、なにやら効果音と共に、なんと画面の上のほうから黒いスパイダーマンが突然飛び降りてきます。
冒頭にも書いたように、恐らく、画像認識でうまく平面を認識しているのだと思うのですが、私が試した感じでは、かなりしっかり位置を認識できているように見えます。
ジャイロセンサーとも組み合わせて、ある程度は位置がずれないようにしっかりポジションをキープしてくれるのですが、これほんとによくできてるな……
適当に画面上をタップしなおすと、再度、平面の検出を行うようになっているみたいですので、一度でうまくいかなくても何度かトライしてみてください。
腕を組んだり、周囲を見回したりするスパイダーマンの動きも、生き生きとした感じで面白いです。
該当の URL の QR コードを作っておいたので、もし今 PC で閲覧している人は、この QR コードから実際にサイトに行って試してみてください。
古めの端末でもしっかり動いているみたいなので、ぜひ体験してみてください。
リンク:
Spider-Man™: Into the Spider-Verse - Official Mobile Web AR Experience | Sony Pictures