ロボットの動きをブロックを使って指定するプログラミング教育系のミニパズルゲームが面白い
北欧最大のエネルギー開発企業が提供
今回ご紹介するのは、WebGL を利用して作られたプログラミングに関する教育コンテンツです。
パズルゲームの体裁になっていて、ブロックを使ってロボットを操作し、彼をゴールへと導くのがゲームの目的になります。
最初のほうは妙に簡単だなあと思ったら、お子さん向けのコンテンツだったのですね。
見た目もかわいらしく、非常に直感的でわかりやすいインタフェースを備えています。
自分でマップを作ることもできる
今回のサイトは、ノルウェーにある北欧最大のエネルギー開発企業 Equinor の提供するサイトで、なにか教育系のイベントの告知を兼ねて作られたものみたいです。
子供向けのコーディングイベントは日本でも最近では珍しくありませんが、ノルウェーでもそういうイベントがあるのですね。
このイベントのほうもすごく面白そうですが、今回のサイトではコードを書く作業があるわけではなく、ブロックを組み合わせてロボットに指示を与えるようになっています。
上の画像にあるように、チュートリアルのアニメーションが表示されるので、これならたしかに子供でも安心です。
一応補足すると、画面の下側にあるブロックを格納するためのレールのようなエリアに、画面の下に並んでいるブロックをドラッグ・アンド・ドロップして配置します。
再生ボタンを押すと、ロボットがブロックに示された動作のとおりに動いていきます。
最初のほうはかなり単純なステージが多いので、大人であればまあ詰まることはほとんどないでしょう。
風力発電のプロペラのようなオブジェクトが立っている位置まで、ロボットが無事にたどり着ければ OK です。
ただ後半のほうになると、算数が絡んでくるステージなどもあり、結構難易度高くなってきますね。
子供向けということもあり、途方もなく難しいということはないのですがなかなか面白い内容になっていると思いました。
プログラミング教育は、日本では賛否両論という感じでどちらかというと懸念点のほうが大きく報道されているような印象があります。
私の場合はもっぱら情報収集はインターネット上からなので、テレビとかでどんなふうに言われているのかはわからないですが……
ヨーロッパのほうとかは、プログラミング教育も日本より進んでいる印象がありますが、石油を掘ったりしているエネルギー関連企業がこういうコンテンツを提供したり、子供のためのコーディングイベントを主催しているというのは興味深いです。
デザインやインタフェースの実装も、とても丁寧で素晴らしいサイトになっていると思います。
ぜひチェックしてみてください。