色収差のようなエフェクトが目に楽しい! アメリカのアーティスト Shallou の 2019 年ツアー告知サイト
音楽の方も落ち着いたステキなものばかり
今回ご紹介するのは、アメリカのアーティスト、Shallou の 2019 年ツアーの告知サイトです。
Shallou はジャンル的にはエレクトロや、あるいはインディーダンスと呼ばれている分野のアーティストさんらしいのですが、すごく落ち着いた印象のエレクトロという感じで、とっても優しい音楽ですね。
今回のサイトには、Shallou(Joe Boston)の写真も掲載されているのですが、モノクロの雰囲気と色収差のようなエフェクトをうまく利用したサイトとなっています。
リンク:
Shallou — All Your Days — 2019 Tour
ページが動くとき、絶妙にエフェクトが掛かる
今回のサイトは、ロードの演出がちょっと変わっていて、一瞬なんか変な感じがするかもしれません。
キーワードの一部のアルファベットだけを抽出したような感じのロード演出になっているので、気長に待ちましょう。
ロードが完了してサイトが表示されると、モノクロの落ち着いたカラーリングのビジュアルが出てきます。画像なども、一見するとすべてモノクロ写真のように見えます。
でも、ここでサイトを見ようとしてスクロール操作すると、本当にさり気なくですが色収差風のエフェクトが掛かります。
これは CG やグラフィックス系のなにかしらの心得がないと、もしかしたら、言われないと気が付かない人も多いかもしれないですね。
勢いよくスクロールすると、それだけ色収差っぽいエフェクトの掛かり方も強く出る(要は大きくズレる)ようになっています。
ツアーのスケジュールが掲載されている部分などでは、カーソルをホバーさせると小さな画像が出てきたりもするのですが、このあたりにも色収差風の RGB ずらしエフェクトが掛かっていますね。
エレクトロというと(個人的には)すごく激しいダンス系の音楽が多いような気がするのですが、Shallou というアーティストの場合はすごく落ち着いた、どこか物悲しいような雰囲気がありますね……
その作風が好きなひとなら、今回のサイトの落ち着いた印象も、アーティストにピッタリとマッチしているように感じるのではないかなと思います。
ちなみに、色収差のエフェクトは、スクロールする方向によってエフェクトの向きも変わるようになっていて、横方向にスクロールする部分を操作しているときは、ずれる方向も横方向になります。
一見モノクロ画像なのに、操作すると実はほんの少しだけエフェクトが掛かる、とってもおしゃれな演出です。
色収差エフェクトって、なんとなくちょっとレトロな感じというか、アナログな感じがするのですよね。
今回のサイトではアーティストの提供する楽曲の雰囲気ともよくマッチしていて、すごく印象的な使い方がされていると思います。
ぜひチェックしてみてください。