まるで湧水のように溢れ出る色彩! シェーダとウェブカメラを利用して描き出される不思議なビジュアル FILLER

doxas : 2019-09-05 13:52:47

独特なグラフィクスに思わず釘付けになる

今回ご紹介するのは、ウェブカメラを使って映像を取得しながら、そこにリアルタイムにエフェクトを掛けるフラグメントシェーダを活用したデモ作品、FILLER です。

まるで水が湧き上がってくるかのような独特な流体風の表現がなされていて、非常に特徴的な、しかし神秘的とさえ思えるようなグラフィックスを実現しています。

ぜひ実際に映像を撮影して体験してみてほしい一作です。

リンク:

FILLER

インターフェースのスライダーもグッドアイデア

今回のサイトは、いわゆる実験作的な位置づけの作品だと思われます。それだけに、余計なものは一切ページ内に配置されておらず、またデモのパターンも一種類だけが延々と実行されるのみです。

しかし、ページ内には独特な外見のスライダーが配置されていて、パラメータを逐一変化させながら、生成されるグラフィックスにユーザーが干渉できるように作られています。

ウェブカメラを利用する場合、その制約として「ユーザーがなにかしらのアクションを起こした場合に初めて有効になる」というルールがあるため、今回のサイトも初期状態では背景が真っ白の状態で表示されます。

なんとも簡易なページですよね。

でもページ内に書かれているメッセージのとおり、ページ内のどこかでクリック操作を行うと、唐突にウェブカメラが有効になり、デモがスタートします(もちろんウェブカメラへのアクセスを許可した場合の話です)。

デモが実行されると、まるで湧水のような独特の質感のグラフィックスが描き出されるのですが……

おそらく静止画ではちょっとどういうことなのかわかりにくいんじゃないかなと思いますね……

実際に動く様子は、まるでなにかおぞましいオブジェクトのようにも見えるし、神秘的な湧き水のようにも見えるし…… 人間の根源的な何かを刺激するような、なんとも不思議なビジュアルです。

また、画面の下に並んでいる半透明の黒で描かれるブロックは、実はこれ、パラメータを操作することができるスライダーになっています。

クリックしたままホールドしつつ、そのままカーソルを上下することでパラメータの値を上下させられます。

実際にデモが動作している状態で操作を行うと、微妙にグラフィックスに変化が表れるのがわかると思います。

下の画像を見ると、これなにが映ってるのかわかりにくいと思いますが、よーく見てみると私の顔に掛けたメガネのシルエットなどがぼんやりと見えるのではないでしょうか。

今回紹介したデモは、Andrew Benson さんという方のポートフォリオに掲載されていた作品なのですが、この方の作品はどれもグリッチやノイズなどを活用しつつ、抽象的で引き込まれるような不思議な魅力を持った作品が多いですね……

ここで紹介した FILLER は特に、他ではあまり頻繁には見かけないタイプのビジュアルの作品だと思いますので、刺激になる方が多いんじゃないでしょうか。

ぜひチェックしてみてください。

リンク:

FILLER

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