WebGL 製レースゲーム実装の最高峰!? HONDA の高級車ブランド Acura のサイトがとんでもないクオリティ!

doxas : 2020-02-10 14:02:30

驚きが止まらない驚異の完成度

今回ご紹介するのは、自動車メーカーのホンダがアメリカで展開している高級車ブランド、Acura のウェブサイトです。トヨタにも高級車ブランドとして Lexus がありますが、あれと同じような感じなのかな。

高級車ブランドだからなのか、ウェブサイトの気合いの入りようも半端ではありません。

今回のサイトではブラウザ上でレーシングゲームを楽しむことができるのですが、まあなんていうか……

やりすぎというか……

他では見たことのない、異次元の完成度になっています。

リンク:

Acura | Beat That

ステージをクリアしてロックを解除せよ!

今回のサイトは、ホンダが手掛けてきた数々の名車の歴史を振り返りながら、レーシングゲームを楽しめるように工夫されています。

たとえば、サイトに初めて訪れた際には、まず自動的にチュートリアルがスタートするようになっているのですが、そこで表示されるのは以下のような画面です。

まるで、ブラウン管テレビで表示しているかのように、あえて意図的に解像度を落としたようなフィルタが掛けられています。

解像度が落とされたような感じ、というだけでなく、シーン内に配置されているオブジェクトは意図的にローポリゴンなものが使われていますし、狙ってレトロなゲーム画面のような雰囲気を作っていることがわかります。

ゲームの内容としては、アクセルは自動で働くようになっているので、左右のアローキーや WASD キーでステアリングを操作していくような感じですね。スペースキーで、ブレーキを掛けることもできます。

路上には時折「一気に加速できるアクセラレータ」の矢印が表示されているところもあります。

ちなみに、一番最初に表示される赤い NSX のステージをレベル1として、今回のサイトではレベル6までのステージが用意されています。

各レベルの「規定タイム」を下回るラップで走ることができると、次々とステージのロックが解除されていく感じですね。

私は今回の記事を書くにあたり、とりあえず最後までクリアしてみないといかんなと思ってやってみたのですが……

レベル5は、レベル1と同じ NSX という車種ですが時代と共に外見も大きく変化したことがわかりますね。

最初のほうのレベルは、まあ余裕ですね。結構あっさりタイムはクリアできると思います。

ただ5~6くらいのレベルになってくると、ブレーキを使いながら接触しないで走っていかないとクリアするのがキツくなってきます。

またレベルの上昇に伴ってレンダリングされるシーンも(まるで時代と共にビデオゲーム画面が高品質になっていったことを模したように)どんどん美しくハイエンドなものに変わっていきます。

レベル5のステージでは、浮かび上がるネオンの美しさに思わず目を奪われますし、画面上に水滴が流れる演出など細かい部分までしっかりと作り込まれています。

ちなみに、最後のステージ(レベル6)をクリアしてもエンディングみたいな演出は特に用意されていませんでした。

世界中のユーザーのタイムがリーダーボードに記録されるようになっていて、なかにはものすごいタイムを叩き出しているユーザーもいますね。WebGL 実装のゲームとしてはかなり本格的な作りなので、その分ゲームにも思わず熱中してしまうというケースが多いのかも。

車種によって操作感が異なるようにしっかり作られているのですが、全体的にドリフトのようなトリッキーな操作はできなくなっていて、ステアリングだけでグイグイ進んでいくような感じです。

WebGL 実装の部分に目を向けてみると、とにかくグラフィックスがものすごくて、最初の「あえてレトロに作り込まれたビジュアル」から本当に驚かされます。個人的にはこの「ブラウン管風シェーダ」が一番驚きましたし見てて楽しいですね……

細かいことはいいからとりあえず見てみろ! と思わず言いたくなってしまうような、とんでもない実装だと思います。

ぜひチェックしてみてください。

リンク:

Acura | Beat That

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