動体視力が問われる!? いわゆるカップシャッフルのミニゲームを取り入れた Staak の年賀サイト
ミニゲーム自体は単純だが意外と楽しい
今回ご紹介するのは、Staak というクリエイティブ・スタジオの年賀サイトです。
絵面というか、3D シーンの雰囲気的にも、もしかしたら中国などで一般的な旧正月のタイミングに合わせて作られたものなのかもしれません。
今回のサイトは年賀サイトということもあってコンテンツとしては簡易というか、そんなにボリュームがあるわけではありません。置かれているミニゲームも、いわゆるカップシャッフルと呼ばれるもので短い時間でサクッと楽しめる内容となっています。
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レベルが2桁に突入したあたりからが本番
今回のサイトは、カップシャッフルをひたすら繰り返していくだけの、とても簡易的な内容です。
ミニゲームとしては子供でもルールを簡単に把握できるようなシンプルなものですので、それ自体は本当に短い時間でサクッと楽しめると思います。
最初にトップページで START ボタンを押した直後には、ノイズを使ったトランジションエフェクトなども掛かるようになっていて、実は結構レンダリングやシェーダによるエフェクト表現など、さり気なくこだわりが感じられる作りになっています。
この上の画像、ところどころに赤い色の部分が残っているのがわかるかと思いますが、これがトップページから 3D シーンへ遷移する際の、トランジションの途中の様子です。
つまり 3D シーン全体を一度フレームバッファに焼いていて、そのシーン全体にポストエフェクトを掛けられるようにしているわけですね。
カップシャッフルの方は、金色のマテリアルが美しいネズミのオブジェクトが、黒いお椀のどこに入っているかを当てるといった内容。
こちらは動体視力が問われる感じです。
ちなみに、このカップシャッフルでは正解を続けていくとどんどんレベルが上がっていくようになっています。
最初のうちはまあ…… なんというかメチャクチャ簡単なのですが、レベルが2桁台に入ってくるとなかなか高速な動きになり、もしかしたらこの手のゲームが苦手だとちょっと厳しくなってくるかもしれません。
一応紹介するに当たり、このゲームに上限があるのか、それともエンドレスに続くのかをチェックしようと思って、がんばって20レベルくらいまでやってみたのですが、途中からはもう速度が上がらなくなっているような感じがしました。
たぶん15レベルくらいで頭打ちになってるのかな?
慣れてくると、最高速度の状態でも全然間違えなくなりますね……
年賀サイトということもあり、それほどコンテンツが多彩なわけではないのですが、美しい CG と誰にでも直感的に理解できるシンプルなミニゲームという構成で、なかなか楽しいサイトだと感じました。
地味にシェーダによるエフェクトが使われていたりするなど、ちょっとしたこだわりも感じられる作りになっており、WebGL 使いとしてはそういう意味でも味わい深いサイトです。
ゲーム自体はすごく簡単というかシンプルなものですので、途中で飽きが来るという面もあるかもしれませんが…… とりあえず10レベルくらいまで到達できれば、動体視力は衰えてないと思います(笑)
ぜひチェックしてみてください。