ミニゲームや簡易シンセサイザーなど遊び心満点な Adventure Time の WebGL コンテンツがすごい!
いろんなギミックがとにかく楽しい
今回ご紹介するのは、アドベンチャー・タイムという映像作品のスペシャルサイトです。
本当に……本当に申し訳ないのですが、私はこのアニメ作品についてほとんど何も知らないのですが、たぶん結構有名なやつですよね。
なんとなく、絵柄は見たことがあるような気がする……
調べてみたら CARTOON NETWORK の制作している作品だそうで、日本でもファンが結構いるのかもしれません。
今回のサイトは、アドベンチャー・タイムのキャラクターの一人である BMO(ビーモ)が主人公です。
リンク:
Adventure Time: Distant Lands – BMO
ゲームも楽しめるボリュームたっぷりな作り
今回のサイトは、とにかく最初から最後まで WebGL という感じでとても完成度が高く、結構な予算が掛かってそうな雰囲気が最初から存分に出ています。
イントロ演出も非常に凝っていて、三次元空間を各種のオブジェクトが漂うように動く様は、まさにアニメ作品のような質感です。
今回のサイトは、たぶんアドベンチャー・タイムで新しいシーズンかなにかが始まる、あるいは BMO にフォーカスした新しいタイトルが出るとか、そういったことに対するプロモーションサイトなのかなと思います。
3D シーンの中央には BMO が浮かんでおり、周囲に浮かんでいるオブジェクトも含めて様々なパーツがクリッカブルになっています。
しっかりとボイスも当てられており、すごく豪勢です。
3D シーン内にはいろんなインタラクティブな演出が隠されているので、レバーやボタンなんかも気になったものはいろいろクリックしてみるといいのではないでしょうか。
ただ、やはり一番圧巻なのは BMO の顔が描画されるディスプレイ部分をクリックした際に見ることのできる、オペレーティングシステムのようなコンテンツです。
ここではファイラーのような画面が出てきて、画像や動画を視聴することができたり……
あるいは、ミニゲームを実行したりすることができます。
ミニゲーム風のコンテンツはいわゆるホッケーゲームのようなもの(POTATO PONG)と、簡易的なシンセサイザー風の実装となる BMO BEATMAKER が選択できます。
どちらもそつなく実装されていて、簡易的なものではあるのですがしっかりと完成度高く仕上げられています。
アニメ作品が元になっているコンテンツだけあって、遊び心に溢れた実装となっています。
今回のサイト、見た目は子供向けっぽい感じですが、本当に細かいところまでかなり作り込まれていて、サイト内のすべてのアクション(演出)を見るのはなかなか大変だと思います。
というのは、隠し演出っぽいものがいっぱいあるんですよね。
ファイルエクスプローラみたいな画面でゴミ箱にファイルをドロップしたらどうなってしまうのか……みたいなやつ……
とにかく完成度が高く、異次元の仕上がりと言っていいと思います。
ぜひチェックしてみてください。