オリジナルシェーダやサウンドを多数掲載! フランスの若きクリエイター SukuPaper さんのポートフォリオサイト
やっぱり海外にもいるんですね……こういう若者……
今回ご紹介するのは、フランス在住の若きクリエイター SukuPaper さんのポートフォリオサイトです。
私が彼を知ったきっかけはシェーダ芸(シェーダアート)の作品を見かけたことでしたが、今回紹介するサイトを見ると、ご自身で曲を作ったりもしているようで、かなりマルチな才能を持ったクリエイターさんのようです。
オリジナルのシェーダを使った作品は、ちょっと見てもらえればわかると思うのですがどれもめちゃくちゃかっこいいです。
リンク:
ソースコードをも閲覧可能
今回のサイトでは、左側に簡易的なメニューとしてのサイドバーがあり、その右側の領域にコンテンツが表示されます。
左側のサイドバーの部分は、実は GLSL で描画された模様が常に描画されるようになっていて、一見静止画みたいに見えると思うのですがリアルタイムグラフィックスですね。
Shaders のページには大量のシェーダ作品が掲載されていて、どれも見事な出来栄えのものばかりです。
いわゆるレイマーチングを利用した 3D 的な表現を行っているものだけでなく、2D 的に距離関数を使って描画してるものもあったりします。
いろいろなバリエーションがあり、幾何学的な模様だけでなく有機的な表現に挑戦しているものもたくさんありますね……
なかにはノイズを使ってモーションブラーのような表現に挑戦しているものがあったりもしますし、すごく意欲的にいろんな表現を模索している様子が作品を通じて伝わってきます。
ちなみに、作品によってはスライダーのようなものが同時に表示され、パラメーターをインタラクティブに変更できるものもあります。
そして、ソースコードも基本的に全て開示されているので、シェーダに興味のある人にとっては単純に参考にできるところが多くあるのではないでしょうか。
その他、冒頭でも触れたとおりオリジナルの楽曲なども同時に公開されており、本当に多彩な才能を持ってる人なのだなということを感じさせてくれるポートフォリオサイトとなっています。
About ページを見ると 21 歳とあり、やっぱりフランスにもこういう感じの若者がいるんだな~ と思いました。
日本にもいますよね……
こういう意味わからないレベルで飛び抜けた才能を持ってる若者……
シェーダ芸で電車が走るぞ!
About ページに書かれている内容を見ると、かなり小さなころから音楽の世界に関わりがあったようで、近年はコンピューターグラフィックス系の創作活動なども(余暇を使って)行っているとのこと。
なんとなく、日本人で言えば FMS_Cat くんを連想させるような感じですね……
今回のサイトに掲載されているシェーダの作品を見れば、その技術的なレベルやセンスの高さはすぐにわかるのではないでしょうか。
これからもどんどん素晴らしい作品を生み出し、有名になって、お金をいっぱいもらってほしいですね。私なんかができることは大して無いわけですが、せめて陰ながら応援していきたいなって思いました。
ぜひチェックしてみてください。