自分だけのオリジナルウォッチをブラウザ上で作成できる Seiko 5 Sports | CUSTOM WATCH BEATMAKER がすごい!
正統派から変わり種まで
今回ご紹介するのは、日本人にはおなじみの時計メーカー、Seiko のウェブサイトです。
今回のサイトでは時計のデザインをブラウザ上で自由にカスタムしたり、その組み合わせに応じて選択される楽曲を視聴したりすることができます。
WebGL の表現としては二次元的なものが中心ですが、こういう抽象的な形状を表現するものって意外と見た目以上に難しかったりもするので、そのあたりも注目です。
リンク:
Seiko 5 Sports | CUSTOM WATCH BEATMAKER
5つのパーツを組み合わせよう
自分だけのオリジナルデザインのウォッチを作ることができる今回のサイトでは、5つのパーツのそれぞれに対して、自由にパーツを組み合わせることができます。
色が違うもの、材質が違うものなど、本当にいろいろなバリエーションがあります。
また、それらの組み合わせによって楽曲が自動的に選択されるというのも面白いですよね。
ご覧のように、画面の中央には腕時計が、そしてその周辺には楽曲の再生中に一定のリズムで変形する模様が現れます。
ライン状の物も含め、複数のレイヤーが重なったような感じになっていて、動きもすごく滑らかです。静止画では伝えることが難しいのですが、かなりいろんなパーツが同時に動いています。
また、背景には再生中の楽曲に応じた画像や、カスタムしたウォッチの画像などが表れるのですが……
そのときに発生するグリッチ風のエフェクトもなかなかかっこいいです。
自分以外のユーザーが過去に作成済みの組み合わせも WATCH LIST から見ることができるようになっており、一覧ページはかなりカラフルな感じ。
もちろん、この記事を書いている時点でもオリジナル・ウォッチの作成はできるようになっており、パーツを組み合わせて自分だけのデザインを追求することができます。
個人的には、背景画像がグリッチエフェクトで表示されたり消えたりする瞬間にゾクッとしました……
結構一瞬のエフェクトなのでものすごく主張してくるものでもないんですが、こういうエフェクトのフェードイン・アウトみたいな部分のイージングは、クリエイターのこだわりポイントになりやすい部分だと思います。
2D 的な表現が中心の事例ですが、様々なパーツが躍動的に動く様子はクールすぎず、ポップすぎず、広いユーザー層に指示されそうなデザインだなと思いました。
基本的には若者向けのコンテンツではあるのでしょうが、三十代~四十代くらいの人でも問題なく楽しめる内容になっています。
作成されたカスタムウォッチの一覧を見ると、いろんな個性的なデザインがあり、人の好みは本当に千差万別だなと感じます。
ぜひチェックしてみてください。