その品質はもう有料ゲームタイトルレベル! ブラウザで遊べる The Deliciously Dark Escape が異次元クオリティ!
普通に売れるんじゃないかと思える品質
今回ご紹介するのは、WebGL を利用して作られているゲームアプリケーションです。
ドイツの Trolli という企業の、企業名がそのままブランド名にもなっているグミ・キャンディのお菓子があるのですが、そのプロモーション企画としてローンチされているものだと思います。
いわゆる懸賞の仕組みが同時に企画されているようで、ゲームをプレイした結果に応じて応募できる懸賞が変化したりもするようです。
とにかく完成度が高く……もはや普通に売れるレベル……
リンク:
エフェクト盛り盛りのグラフィックス
今回のサイトでは、いわゆるビデオゲームをプレイすることができます。
よくある「WebGL 製のミニゲーム」とかっていう感じでなく、もはやまるで普通にコンソールのローンチタイトルを遊んでいるかのような、そういう次元の完成度になっています。
当然のごとくゲームパッドの API に反応するようになっており、ゲーム用のコントローラーなどを USB で繋いである場合、それらを利用した操作が行なえます。
上の図はタイトル画面から Prizes と書かれたリンクを踏んだあとに表示される画面です。
独特のドット感のあるフォントやグラフィックスが描かれているのがわかるかと思いますが、背景の部分は流体っぽいインタラクティブなエフェクトが発生するようになっていて、マウスをぐいぐい動かしてみるとその効果がわかりやすいでしょう。
また、シーン遷移(ページが切り替わる瞬間)にはグリッチエフェクトも発生するようになっていて、どことなくサイバーパンクな雰囲気に仕上がっています。
とにかくグラフィックスがリッチでめちゃくちゃかっこいい……
ゲームを開始すると、イントロシーンが挿入されます。
一見ただの静止画とメッセージのように見えるかもしれませんが、この場面も 3D シーンになっていて、カーソルの位置に応じたインタラクティブなシーン構成になっています。
イントロが終わると、ゲームの本編がスタートします。
ワームのようなキャラクターが主人公で、アイテムなどを集めながらステージクリアを目指して進んでいく横スクロールアクションとなっています。
ゲームの完成度が高すぎて引く……
WebGL を使っている事例のなかでもかなり特殊な案件であることは間違いないですね……
こんな完成度のブラウザゲーム、かなり強力なチームでないとローンチすることが難しいと思います。
2D 的な表現と 3D 的な表現のいずれもが素晴らしく、シェーダを利用したエフェクトの表現もとにかくリッチです。さらにその上ゲームとしての完成度も高いとなれば、もう非の打ち所がありません……
ゲームとして普通に楽しむもよし、WebGL の興味深い事例のひとつとして観察してみるもよし……
いろいろカルチャーショックを受ける、そんなサイトかもしれません。
ぜひチェックしてみてください。