バーチャル空間で様々なコンテンツを楽しめる PlayCanvas 製のインタラクティブコンテンツ Cyberpunk City
モバイル端末向けの AR 実装も
今回ご紹介するのは、香港にあるソフトウェア開発を手掛ける企業、Visionaries 777 Ltd. が公開している PlayCanvas 製のプロジェクトです。
Cyberpunk City と名付けられたプロジェクト名からも想像できるとおり、サイバーパンクな世界観のバーチャル空間が WebGL で構築されています。
バーチャルショールーム、ミニゲーム、AR コンテンツへアクセスできる QR コードの提供など、様々なコンテンツが用意されています。
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仮想の街を探索してコンテンツにアクセスしよう
今回のサイトでは、ちょっとした広さのある 3D 空間に、仮想都市のような感じで街が1つ作り込まれています。
この街のなかには、コンテンツへアクセスするためのエントリーポイントが配置されていて、それらを通じて様々な内容の体験を得ることができる仕組みですね。
要所要所で説明用のダイアログもポップアップしてきますし、操作方法自体はそれほど迷いなく理解できると思います。
今回のサイトでは、1つの街がまるっとそのままバーチャル空間に詰め込まれたような形になっており、そのなかをユーザーが操作する車で探索していきます。
カーソルキーなどで車を操作して、エントリーポイントのある建物を探していくのですが、最初はちょっと操作が難しく感じるかもしれません。
エントリーポイントには、「ENTER」と書かれたポップアップが出ています。また、大抵は目立つホログラムのような看板が見えるため視界に入りさえすればすぐにわかると思います。
たとえば以下の画像はミニゲームにアクセスできるエントリーポイントに駐車しようとしているところです。
ミニゲームの他にも、バーチャルショールームのようなコンテンツ、さらにはモバイル向けに AR 体験ができるコンテンツなども用意されています。
PlayCanvas 製のウェブコンテンツってカスタマイザのような感じのコンテンツが用意されていることが多い印象があるのですが、今回の場合も、バーチャルショールームでは車体の色を自由に変化させてみたり……
視点を自由に動かしてモデルを観察したりといったことが行えるようになっています。
結構キレイな CG がリアルタイムにレンダリングされるので見応えがあります。
今回のサイトを公開している Visionaries 777 という制作会社は、VR や AR などの領域に特化しているような印象で、今回のサイトはたまたま PlayCanvas でしたが、自分たちでエンジンなども開発したりしてるのかもしれませんね。
キャプチャ画像は掲載していませんが、AR モードも実際に手元の Android 端末で試してみました。若干コンテンツとしては重そうでしたが、動作自体は問題なく、室内のオブジェクトを考慮した動作が行われていることを確認できました。
興味がある方は、PC だけでなくモバイル端末などでも楽しんでみてはいかがでしょうか。
ぜひチェックしてみてください。