日本の食文化をこれでもかと堪能できる Google が公開している Umami Land がおもしろい!
日本に興味のある外国人さんに
今回ご紹介するのは、Google が公開しているとてもおもしろいコンテンツで、その名も Umami Land(うまみランド)!
旨味、といえばもちろん日本語ですが Tofu などと並んで海外でも普通に使われている言葉として有名ですよね。そんな日本の Umami が名前に入っていることからもわかるとおり、今回のコンテンツでは楽しく遊びながら日本の食文化についていろいろ知ることができるよう工夫されています。
いくつかのワールドに分かれた Umami Land を徘徊しているだけで、日本の様々な料理と出会うことができます。
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時間のあるときにじっくり楽しみたい大量のコンテンツ
今回のサイトはかなり丁寧に作り込まれていて、使われているイラストの数、3D モデルの数ともに、結構量があります。
しかもそれらがすべて手抜きなく丁寧に作られていて、日本人が見てもいろんな意味で面白いサイトとなっています。
海外の方向けのコンテンツなので日本語モードは用意されていないですが、結構シンプルで短い文章しか出てこないので、そこまで内容を把握するのは難しくなさそうです。
この画面の中央に映っている白っぽいキャラクター、彼がこの Umami Land の案内役です。テクスチャの様子や、丸っこい眉からも想像できると思いますが、おにぎりをモチーフにしたキャラクターですね。
カーソルを合わせたりクリックしたりするとインタラクティブに反応してくれる他、要所要所でガイドとしていろいろなことを話してくれます。
Umami Land 全体はいくつかのワールドに分かれており、それぞれ隣接するエリアに移動することができます。
テーマごとにワールドが作られているようで、甘味がテーマのワールド、麺がテーマのワールドなど特徴がそれぞれ異なっています。
画面上に表示される虫眼鏡アイコンをクリックすると、その料理についての説明が表示されるとともに、そのまま検索結果を別窓で開くボタンなどが現れます。
このとき表示されるカードに描かれているイラストとかもめちゃくちゃかわいくて素晴らしいですね……
卵かけご飯の項目では TKG と略す場合があることも示されていたり、こういうところは日本人が見ても面白いですよね。
ワールドを徘徊しながらいくつかの実績を解除すると、壁紙ダウンロードなどの特典が得られるようになっています。
シーン全体が 3D で描画されているものの、イラストをビルボード的に扱っている部分と立体的なジオメトリで描いている部分が絶妙に組み合わされており、WebGL コンテンツとしてのレベルも高いですね……
キャラクターの動き、使われている効果音との組み合わせ方、そしてなによりイラストのテイストと品質の良さなど、本当に文句のつけようがない素晴らしいコンテンツだと思います。
同時に、これだけのコンテンツを提供できる日本の食文化ってすごいなとも感じました。
ぜひチェックしてみてください。