多くの高解像度な全天球画像が用意されており臨場感がハンパない! Avoriaz のウェブサイト

doxas : 2021-04-13 13:52:42

美しい画像ばかりで思わず溜息が漏れる

今回ご紹介するのは、フランスの Haute-Savoie(オートサヴォワ県)にあるリゾート Avoriaz のウェブサイトです。

WebGL の実装(技術的な話)としては特に新しいなにかがあるという感じではないのですが、とにかく使われている全天球画像がめちゃくちゃキレイなものが多く、解像度も高くて非常に見応えのあるサイトになっています。

コロナウィルス感染症の影響で海外に行くのはもちろん、国内でも旅行などができない昨今ですが…… そんなときだからこそ、気分転換も兼ねてこういうサイトを見てみるとなんだか癒やされますね……

リンク:

Discover Avoriaz – 360 degrees virtual visit

最終的には施設の室内レベルにまで移動できる

今回のサイトでは、まずトップページ部分で冬と夏のいずれかの季節かを選択します。

ここで選択した季節については後で自由に切り替えできますので、気になる方から気軽に見ていくのがいいと思います。

冬は白銀の世界、夏は新緑の世界、どちらもめちゃくちゃ壮大な自然が感じられる素晴らしいロケーションですね。フランスでは有名な観光地だったりするのかもしれません。

今回のサイトのすごいところは、表示されたアイコンをクリックしていくといくつもの階層を次々に移動していくことができる点、特にそのコンテンツの量です。

最初はリゾート施設全体を俯瞰するような視点から始まりますが、たとえばゲレンデに行った場合でも、そこからさらにアイコンが表示されて移動することができます。

最終的には、施設の室内などのかなり細かいロケーションまで移動することができるのですが、全部の画像がそこそこ解像度が高いので臨場感がすごいです。

壮大な雪山を眺めながらジャグジーでゆったりくつろぐ…… 最高か……

写真の中には、施設によっては夜の様子を捉えた写真などもあり、とにかくこのリゾート地全体の隅から隅まで、事細かく堪能していくことができるようになっています。

こういった全天球を使ったビュー自体は、いまではまったく珍しいものではありませんが、これだけ解像度の高い画像をたくさん用意しているケースは珍しいように感じます。

また、画像は低解像度なものから順番にロードされるようになっており、そのあたりの UX についても目立たない部分ですがよく考慮して作られています。

全天球ビューの WebGL 実装として、技術的な面ではそれほど目新しい部分は無いものの、全体的に非常に丁寧な仕事で好感が持てます。

考えてみると、日本でこういうウェブサイトを用意している施設や観光地ってあるんですかね……

写真素材さえしっかりしていれば、かなり良い体験を提供できるんだなと今回あらためて感じました。

こういうのが日本でもどんどん増えるといいですね。

ぜひチェックしてみてください。

リンク:

Discover Avoriaz – 360 degrees virtual visit

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